こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の良太です。
このページでは「みずほ銀行カードローンの審査」について解説しています。
みずほ銀行カードローンは、「金利 年2.0~14.0%」「限度額800万円」という好条件の銀行カードローンです。
銀行のカードローンは、消費者金融と比べて審査が厳しいというイメージが多いですが、実際はどうなのでしょうか?
今回は、みずほ銀行カードローンの審査と口コミについて解説します。
みずほ銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
結論から言うと、結構厳しいが答えです。
審査通過できるのは、定期的な収入があり他社からの借り入れ件数が「2」以下の方です。
場合によりますが、2社以上の借り入れがある方は消費者金融を検討した方が良いでしょう。
とは言え、初めての借り入れで他社からの借り入れが無く、定期的な収入がある方でしたら審査通過の可能性はもちろんあります。
みずほ銀行カードローンの審査基準
保証会社は信販会社の「株式会社オリエントコーポレーション」
みずほ銀行カードローンの審査は、オリコカードで有名な信販会社「株式会社オリエントコーポレーション」が行っています。
審査基準は公開されていませんが、基本的に以下の3点が重要になってきます。
- 申し込み内容に誤りが無いか
- 他社の借り入れ状況
- 過去に返済の延滞や債務整理をしていないか
「信販会社なら審査基準が甘いのではないか?」と思われがちですが、一概にそうとは言い切れません。
銀行の審査より通りやすいかもしれませんが、消費者金融よりは綿密に審査を行います。
保証会社が同じなら他銀行での審査記録に注意
株式会社オリエントコーポレーションが保証会社になっている銀行カードローンは、みずほ銀行だけではありません。
過去に株式会社オリエントコーポレーションが保証会社になっている銀行で審査に落ちている場合や、金融事故を起こしている場合は、その情報がオリエントコーポレーションに記録として残っています。
そのため、みずほ銀行カードローンの審査に通らない可能性があるので、注意が必要です。
審査基準は口コミも参考に
実際に審査を受けた人の「口コミ」は、審査基準を推測するための参考になります。
ネットで口コミを検索すると
「審査が早い」
「申し込みがスムーズ」
「○○万円借りられた」
という良い口コミがほとんどです。
ここでは、審査に落ちてしまった人の口コミや、信用情報が不安だったけれど審査に通ったという人の口コミをまとめてみました。
審査落ちしてしまった人の口コミ
性別 | 男性(独身) |
勤続年数 | 1年未満 |
他社借り入れ | 無し |
入社して8ヶ月ですが、審査に落ちました。その後、同じ時期に入社した同僚も申し込みを行いましたが審査落ちでした。否決の連絡はメールで行われました。 |
性別 | 男性(既婚) |
勤続年数 | 1年未満 |
他社借り入れ | 1件。みずほ銀行の住宅ローンの借り入れ中。 |
ネットで申し込みをしましたがメールにて否決でした。みずほ銀行の住宅ローンを利用し、現在遅延なく返済中です。 同行の住宅ローン審査の際は審査が通ったので安心していたのですが、今回転職して1年未満だったのがいけなかったのか審査落ちでした。 |
性別 | 女性 |
勤続年数 | 5年以上 |
他社借り入れ | 無し |
他社の借り入れが無いのに審査は否決でした。
理由は問い合わせても教えてもらえず…。 信用情報機関で自分の信用情報を調べたら、携帯電話の返済を延滞している記録が何回かありました。 それが原因かは定かではありませんが、返済遅延で携帯電話の回線を停止されたこともあったので、おそらく信用情報が原因だったのだと思います。 |
審査に通った人の口コミ
性別 | 女性(既婚) |
勤続年数 | 5年以上 |
他社借り入れ | 2件(300万円) |
銀行系カードローンで現在2件、合計300万円ほどの借り入れがあり不安でしたが、希望額200万円で申し込みを行いました。
申し込みから4日後に電話で審査結果の回答の連絡がありました。 審査には通ったものの、限度額は50万円との減額回答でした。 |
性別 | 男性(独身) |
勤続年数 | 10年以上 |
他社借り入れ | 無し |
6年前に自己破産し、債務整理の経験があります。それから他社借り入れは無し。
年収は500万円です。他のカードローンは全く通らなかったのに、みずほ銀行は限度額40万円で審査が通りました! 限度額が増額になるようにしっかりと返済を行っていきます。 |
性別 | 女性 |
勤続年数 | 0年(専業主婦) |
他社借り入れ | 1件(20万円) |
専業主婦も申し込みが出来ると聞いて申し込み。夫の勤続年数が10年以上で年収400万円ですが、消費者金融で借り入れが1件あったのでダメ元で審査を受けたところ可決でした。 限度額は10万円と少なめですが、銀行系カードローンで無収入の専業主婦でも審査が通ったのがうれしいです。 |
上記は一部の口コミになりますが、様々な口コミを見ると勤続年数が1年未満だと審査に通らない可能性が高いようです。
また審査に通った人の口コミでも、希望した借り入れ限度額ではなく、減額された金額で回答が来ることもあるようです。
専業主婦(主夫)の申し込みは不可
※専業主婦の利用は現在できません
⇒ みずほ銀行カードローンで主婦はお金を借りれるの?を解説
配偶者に安定した収入があればOK
みずほ銀行のカードローンは「20歳以上66歳未満」で「安定した収入がある人」であれば申し込みが可能です。
また、配偶者に安定した収入があれば、無収入の専業主婦(主夫)でも申込みができます。
ホームページでは「専業主婦(主夫)でも申し込みが可能」と公式に公表していないので、専業主婦(主夫)は申し込みが出来ないのではないかと思われる方が多くいらっしゃいます。
申し込みページの入り口に「専業主婦(主夫)」という記載が無いので分かりづらいですが「無収入で配偶者に収入がある人」専用の申し込みフォームに進むことが出来ます。
しかし無収入の方の限度額は、30万円までという条件があります。
配偶者の審査も行われる
また配偶者の審査も行われますので、配偶者が過去に金融事故を起こしていたり、既に何社か借り入れを行っている状況だと、審査落ちしてしまう事もあります。
さらに「20歳以上66歳未満」の条件内であれば、年金受給者やアルバイト・パートの方も申し込みが可能です。
※専業主婦の利用は現在できません
みずほ銀行カードローンの審査時間と融資の流れ
在籍確認あり!審査の流れ
みずほ銀行のカードローンに申し込みを行った後は、以下の流れで審査が行われます。
- 申し込み内容の自動審査
- 信用情報の照会
- 審査結果の回答
- 必要書類の提出
- 職場への在籍確認
- カードローンの契約
- カードローンの口座開設連絡・借り入れ
1. 申し込み内容の自動審査
申込書類やWEBで入力された申し込み内容と借り入れ希望額を、システムで点数化して自動審査されます。
2. 信用情報の照会
個人信用情報機関に、信用情報の照会を行います。
ここで申し込み内容と相違がある場合、審査落ちになってしまう可能性が高いです。
3. 審査結果の回答
ここまでの審査の状況が電話かメールで回答されます。
ここで審査が通れば、この後の審査はほとんど通ったも同然です。
4. 必要書類の提出
本人確認書類、収入証明書など、指定のあった必要書類を提出します。
提出はWEBから画像を添付する方法で簡単に行えます。
5. 職場への在籍確認
みずほ銀行カードローンの審査では、職場への在籍確認が行われます。
連絡は保証会社である「株式会社オリエントコーポレーション」が行い、在籍確認が取れなかった場合は審査落ちになってしまう可能性が高いです。
6. カードローンの契約
在籍確認も完了すれば、審査は完了です。
カードローンの契約手続きを行います。
7. カードローンの口座開設連絡・借り入れ
カードローンの口座開設が完了した旨の連絡が、メールにて送付されます。
その後、ローン専用のカードが郵送されてきますので、自由に借り入れが出来るようになります。
※みずほ銀行の口座を持っている場合、土日祝日を除いて即日の振り込み融資が可能な場合あり。
審査に時間がかかる人
保証会社が審査を行っている、みずほ銀行のカードローンは、他の金融機関に比べて審査時間が長いと言われています。
審査結果の回答は、ほとんどの場合2~3日、遅い人だと10日前後の期間がかかってしまうことも珍しくありません。
そこで、審査に時間がかかる人と審査が早い人の違いをまとめてみました。
審査に時間がかかる人
- 郵送で申し込みをした人
- 申し込み内容に不備があった人
- 正社員以外の雇用形態の人
- 年収が低い人
- 信用情報に問題がある人
審査が早い人
- WEBから申し込みをした人
- 正社員の人
- 年収が高い人
- 信用情報に問題が無い人
- 普段からみずほ銀行の預金口座を利用している人
単純に審査に通りやすい人は審査が早く、審査に通りにくい人は審査に時間がかかる傾向があります。
個人信用情報に不安があったり、アルバイト・パートで勤続年数が短い場合や、年収が低い場合は審査に時間がかかってしまう可能性が高いです。
少しでも審査時間を短くして早くお金を借りたいのであれば、WEBからの申し込みをしましょう。
また、あらかじめみずほ銀行に預金口座を開設していれば、審査完了後に振込での融資も利用できます。
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みずほ銀行カードローンの審査に落ちしてしまう5つのケース
審査に落ちてしまう5つのケースについて解説します。
- 安定した収入が無い場合
- 信用情報に傷がある場合
- 過去に関係会社で金融事故を起こしている場合
- 申込内容に相違があった場合
- 他社からの借り入れが多い場合
1. 安定した収入が無い場合
安定した収入が無ければ審査には通らない
申し込みの条件にもある通り、安定した収入が認められないと審査には通りません。
「安定した収入」の基準は、金額に関わらず「毎月一定の給与を受け取っている」ということです。
お金を貸す銀行側は「毎月きちんと返済できるくらいの収入があるのか?」という部分を重要視しています。
新入社員や入退社を繰り返している人は注意
給与が極端に少ない期間があったり、数か月無収入だった場合「毎月返済できない可能性がある」と判断されてしまいます。
そのため、新入社員や入退社を繰り返している人は審査落ちになってしまうことが多いのです。
この「安定した収入」の条件は、みずほ銀行のカードローンに限らず、他銀行・消費者金融・信販会社のほとんどが掲げている条件になります。
2. 信用情報に傷がある場合
信用情報機関に記録が残る
カードローンの審査において「信用情報」は必ず確認される情報です。
現在、日本にある信用情報機関は、シー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3つです。
主にローンやクレジットカード、消費者金融等の契約内容と返済状況が記録されています。
この信用情報に、以下のような記録がある場合、審査に落ちてしまうことが多いです。
- 長期の返済遅延の記録
- 過去5年以内に債務整理を行った記録
- 強制解約の記録
携帯電話料金の遅延は要注意
よくあるのが「携帯電話料金などの返済を怠ってしまったり、毎月一ヶ月遅れで支払っている」というケース。
携帯電話料金の中に「分割払いにしている電話機本体の代金」が含まれている場合、分割している分は「ローン」になります。
その為、携帯電話料金の支払いを長期間遅延していると、信用情報に事故情報として記録されてしまう可能性があるので、みずほ銀行のカードローン審査に落ちてしまう恐れがあります。
申し込み履歴も記録が残る
「カードローンの申込みを行った履歴」も記録されてしまいます。
みずほ銀行以外の金融機関のカードローンも、同時期に複数申し込みをしてしまうと印象が悪くなってしまうので、同時期の申し込みはみずほ銀行のカードローンのみにするといいでしょう。
信用情報について詳しくはこちらへ
⇒ 信用情報の開示方法と属性情報について
3. 過去に関係会社で金融事故を起こしている場合
過去に、みずほ銀行や株式会社オリエントコーポレーションで既に金融事故を起こしてしまっている場合、高確率で審査落ちになってしまいます。
特に株式会社オリエントコーポレーションが保証会社の金融機関は、地方銀行を中心にたくさんあるので要注意です。
◆保証会社が株式会社オリエントコーポレーションの金融機関
- みちのく銀行カードローン「トモカ」
- 北日本銀行カードローン「ASUMO」
- 福島銀行カードローン「イーベ」「ニューイーベ」
- 武蔵野銀行カードローン「シグナス」
- 千葉興業銀行カードローン「リリーフ」
- スルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」
- 愛知銀行カードローン「リブレ」
- 琉球銀行カードローン「しあわせのカードローン」
上記は一部となり、他にもオリエントコーポレーションが保証会社となっている地方銀行はまだまだあります。
また金融事故以外にも、過去に関係会社で審査に落ちたことがある場合も、みずほ銀行カードローンの審査に影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
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4. 申込内容に相違があった場合
嘘の記載は絶対にダメ!
「申し込みした際の申告内容」に相違があった場合も、高確率で審査落ちとなってしまうでしょう。
勤務先や勤続年数、年収、他社からの借り入れ状況など、少しでも審査に有利になるように嘘の記載をしてしまう人がいます。
しかし、個人信用情報の確認や勤務先への在籍確認を行う中で調べられれば、嘘はバレてしまいます。
嘘がバレてしまったら一気に信頼度を失いますので、ウソの記載は絶対にやめましょう。
自己申告させるのには意味がある
ちなみに他社の借り入れ状況などは審査手続きの中で調べれば分かるのに、なぜ申し込みの時にも入力させるのかというと、「きちんと正確な記載をするか」という部分と「自分の借り入れ状況を正確に理解しているか」という2点を確認するためでもあります。
5. 他社からの借り入れが多い場合
件数・金額が多いと審査落ちの可能性も
借り入れ件数が1~2件程度で、総計の借り入れ金額が少なければそれほど問題ではありません。
ただし借り入れ件数が多かったり、借り入れ金額が大きい場合は審査に落ちてしまうか、限度額が低く設定されてしまう可能性があります。
審査では「毎月きちんと返済できるか」ということが重要なので、他社からの借り入れ額が多いと、返済困難になってしまうのではないかと思われてしまいます。
キャッシング枠も借り入れの扱いになる
既に持っているクレジットカードや消費者金融のカードにキャッシング枠がついている場合、注意が必要です。
キャッシング枠が付与されている時点で、いつでもATM等でお金を借りることが出来る状態なので、実際に借り入れを行っていなくても、借金をしていることと同じ扱いになってしまいます。
不要なカードは解約しておくか、キャッシング枠を最低金額に設定しておくのが無難です。
審査に落ちないための4つのポイント
では、これまで解説してきた事項をまとめて、審査に落ちないためのポイントを4つご紹介します。
- 申し込み内容に誤りがないかよく確認する
- 複数の申し込みはNG!みずほ銀行一本で勝負!
- みずほ銀行の預金口座を開設する
- ある程度のクレジット利用経験を作る
1. 申し込み内容に誤りがないかよく確認する
嘘の記載をした場合、審査に不利になってしまうことは先ほどお伝えしましたね。
しかし嘘の記載をしているつもりが無くても、住所や勤務先の情報をうっかり誤って申し込みをしてしまうこともあります。
そうなると審査に時間がかかる上、審査落ちになってしまう恐れもあります。
申し込み内容を入力したら、誤りがないかよく確認しましょう。
2. 複数の申し込みはNG!みずほ銀行一本で勝負!
個人信用情報には、カードローンの申し込み履歴も記録されます。
同時に複数のカードローンを申し込みしているのは「かなりお金に困っている人」=「毎月きちんと返済できない可能性がある」と判断されてしまいます。
みずほ銀行を利用したいのであれば、他のカードローンの申し込みは避けましょう。
3. みずほ銀行の預金口座を開設する
既にみずほ銀行の預金口座を持っていて普段から利用している場合、審査がスムーズになります。
ある程度の入出金履歴や口座残高があれば、審査にも有利になると言われています。
また、預金口座があれば振り込み融資も可能なうえ、現在持っているキャッシュカードにカードローンの機能を付けて「カードローン兼用」として利用できるようになります。
4. ある程度のクレジット利用経験を作る
借り入れを多く行っていると審査に影響がありますが、全く借り入れを行ったことのない完全なホワイトの場合も審査に不利になります。
ある程度、クレジットやキャッシングの利用経験があり、全て完済している場合は、むしろ「信頼できる人」と判断してもらえます。
急いでいる人にはおすすめできませんが、時間がある人は数回の借り入れ利用経験を作っておくといいでしょう。
まとめ
低金利で収入があれば主婦(主夫)でも申込みが出来るみずほ銀行。
一部では「審査が甘い」という噂もありますが、一概にそうとは言えません。
銀行の中では審査が柔軟な方ではありますが、保証会社でのしっかりとした審査があります。
低金利のため利用者が増えて、より高い返済能力が求められるようになり、審査も細かく、厳しくなっているのが現状です。
一度審査に落ちてしまうとしばらく申し込みが出来なくなってしまいますので、慎重に申し込みを行いましょう。