こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の良太です。
あなたのご両親や兄弟が元気な時は、葬儀にいくらかかるのか、葬儀費用の準備など考えたこともないと思います。
しかし、いざ両親や兄弟、親族が亡くなった現実に直面して、
- 葬儀費用の相場はいくらなのか?
- 葬式の費用を準備できるのか?
などと不安に思っているかもしれません。
そこで今回は、突然の葬儀で費用が足りない時に、ローン(キャッシング・カードローン)で対応する方法を解説します。
ローン(カードローン・キャッシング)で葬儀費用を借りる
親族から借りるのは難しい
葬儀費用を予算内に収めたいのなら、出来るだけ安くする努力が必要です。
しかし、親族や参列者からどのように見られるかを考えなければならず、葬儀費用が予算内に収まらない場合もあるかもしれません。
そんな時は、足りない葬儀費用を誰かから借りるしかありません。
葬儀費用を安くできない理由の大半は、親族や周囲の目を気にしてのことだと思います。
そんな状況で親族や周りの人にお金を借りることは難しいのではないでしょうか。
スグに必要ならばカードローンが便利!
困った状況で使える一つの手段として、キャッシング(カードローン)を利用があります。
カードローンは「銀行系」や「消費者金融」があり、信頼性と安心感が高いサービスです。
消費者金融であれば即日審査・即日融資も可能なので、葬儀の準備といった、あまり時間のない場合に使うのにも向いています。
どうしても葬儀費用が用意できない時は、カードローンの利用を考えるのも一つの手です。
葬式・葬儀の費用
全国平均や相場、内訳は?
通夜からの飲食接待費 | 33.9万円 |
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寺院への費用(お経、戒名、お布施) | 44.6万円 |
葬儀一式費用 | 122.2万円 |
葬儀費用の合計 | 188.9万円 |
※3つに分けられたそれぞれの項目の中で平均値を取っているため、3つの平均値の合計額が、葬儀費用の全国平均189万円とは一致しません。
葬式・葬儀の費用は、なかなか人には聞きづらいデリケートな内容です。
他の人たちが一体どれくらいお金を支払っているのか、相場や内訳がどうなっているのか、非常に分かりづらいものです。
そういった悩みに対して、一般財団法人 日本消費者協会が葬儀費用に関するアンケート調査を全国規模で行っています。
今回は2014年に実施されたアンケート調査結果から、葬儀にかかる予算、場所(葬儀の規模)について解説します。
葬儀費用の全国平均と内訳
葬儀費用の全国平均は、189万円です。
この内訳は大きく3つに分けられ、3つそれぞれの費用の平均金額は下記のようになります。
- お通夜からお葬式までにかかる飲食代、接待費:34万円
- お寺や教会など、宗教者へ支払う費用:45万円
- お葬式の本体価格:122万円
大まかな3つの項目だけでなく、それぞれの項目には具体的にどんなものがあるのかを知りたいという方もいらっしゃると思います。
以下で、3つ項目の詳しい内容を説明します。
1. お通夜からお葬式までにかかる飲食代、接待費
まず、お通夜の飲食代ですが、遺族と親族に料理と飲み物を提供しなければなりません。
さらに、一般参列者も来場するお通夜の場合、参列者の方にも料理と飲み物を提供する必要があります。
お葬式の際にも、遺族と親族に料理と飲み物の提供が必要です。
また、お通夜やお葬式に弔問に訪れた方に対して返礼品を渡さなければならず、その費用も考えておかなければなりません。
2. お寺や教会など、宗教者へ支払う費用
仏式の葬儀をされる方が多いと思われますので、今回はお寺へ支払う費用について解説します。
まずお亡くなりになられた方に、戒名を名付けてもらうお布施「戒名料」が必要になります。
さらに、お通夜、お葬式、初七日にお経を読んでもらうためのお布施「読経料」がかかり、その際に会場までの交通費(お車代)も必要になります。
3. お葬式の本体価格
この費用が、葬儀費用全体の大半を占めています。
各葬儀会社の料金プランによって見積り内容が大きく変わりますが、今回は一般的に必要な項目を説明します。
まず、お通夜、お葬式の会場利用料が必要で、さらに祭壇の設営費用がかかります。
さらにお通夜、お葬式の司会料、柩代金、ドライアイスやお線香、仏菓子の費用、写真や霊柩車の手配、お礼状やその他、事務代行の費用が必要です。
他にも火葬場の利用料、遺族、親族が火葬場まで移動するためのマイクロバス利用料などもかかります。
葬儀の規模
葬儀の規模ですが、費用的側面の規模については前項で詳しく解説しましたので、ここでは葬儀を行う場所や人数の規模について説明します。
参列者の人数
まず、人数的な規模についてですが、明確な定義があるわけではないので、あくまで一般論として捉えていただければと思います。
知人や友人なども参列する一般的な葬儀の場合、参列者はだいたい50名以上と言われています。
最近、普及してきた家族葬では20名~30名と言われています。
葬儀会場
利用する葬儀会場については、日本消費者協会のアンケート調査によると、大半の人は葬儀会社の会場を利用しており、アンケート回答者の80%に達しています。
その他、お寺や教会で行う人が8%弱、自宅が6%強、町内会や自治会の施設で行う方が1.5%ほどです。
ほとんどの人が選ぶ場所で葬儀をしたいというなら、葬儀会社の会場を選ぶのが良いでしょう。
一般財団法人 日本消費者協会のアンケートによると、葬儀費用の全国平均は188.9万円です。
葬儀費用は、地方のしきたりや慣習によって様々ですが、突然の出費になることは間違いありせん。
葬儀費用を安くするには?
火葬のみの葬儀が流行っている
最近は、出来るだけ葬儀費用を安く抑えたいという方が増えています。
そういった方が選ぶ方法の一つに、火葬のみを行う火葬式があります。
なぜ葬儀費用を安くしたい人達が火葬式を選ぶかというと、一般的な葬儀費用の平均は189万円ですが、火葬式の場合、15万円~20万円程度でおさまってしまうからです。
一般的な葬儀費用よりも160万円も安くなることを考えると、火葬式を選ぶ人がいるというのも頷けます。
火葬式の流れ
葬儀費用が160万円も安くなる火葬式では、具体的にどういった内容で執り行われるのでしょうか。
火葬式を執り行う前の事前準備(葬儀社への連絡、ご遺体を安置場所までの移動等)についてはここでは省略し、火葬式そのものの流れを簡単に説明します。
まず、ご遺体が安置されている場所から火葬場まで霊柩車で運びます。
火葬場では火葬炉の前に枕飾りが準備され、仏式の場合、炉前でお坊さんにお経を読んでもらいます(炉前読経)
炉前読経が終わると、火葬炉にご遺体を搬入して火葬を始めます。
火葬にかかる時間は、1時間~2時間程度です。
火葬が終わったら、骨上げをおこない、骨壺へ入れて終了となります。
一般的な葬儀に比べて、お通夜、お葬式の費用が丸々無くなり、火葬にお坊さんの読経費用を加えただけなので、これだけ安く収まるというわけです。
親の葬儀費用は誰が出す?
法律では誰が払うか決まっていない
法律には、葬儀費用を誰が支払わなければならないという規定はありません。
そのため、厳密には誰が葬儀費用を支払うべきなのか曖昧な部分があり、各方面でも意見が様々です。
その一方、葬儀費用を誰が負担すべきか裁判になった事例があり、高裁の判決では喪主が支払うべきという判例が出ています。
ただ、この判例に対しても法律の専門家の間でさまざまな解釈、意見があります。
判例としては「喪主が支払うべき」と出ているので、葬儀費用は喪主が支払うものだと考えておくのが良さそうです。
喪主が負担するのが普通
では、法律的解釈とは別に、一般的には誰が支払うケースが多いのでしょうか。
やはり、喪主が負担するケースが多く、兄弟は親族、一般参列者よりも多めの香典を渡しているようです。
その一方、兄弟で折半することもあるようですが、これには事前の話し合い、相互理解が不可欠であり、後々、金銭的トラブルにならないように最善の注意が必要なのは言うまでもありません。
また、親の遺産を葬儀費用に使うこともできます。
しかし、親が死亡した時点で口座は凍結されてしまうので、相続が確定するまで口座からお金を動かすことはできません。
つまり、親の遺産を使うにしても、誰かが一時的に葬儀費用を立て替える必要があるのです。
以上を考えると、様々なケースがあるにしろ、喪主が葬儀費用を負担する、立て替えると考えておくのがよいでしょう。
まとめ
ここで今回の内容を、もう一度おさらいしておきましょう。
- 葬儀費用の全国平均は189万円
- 参列者の規模は一般葬で50人以上、家族葬で20人~30人程度
- 葬儀会場は、葬儀会社の会場を利用する人が8割
- 安くしたいなら火葬式という方法もある(予算15万円~20万円)
- 葬儀費用は一般的には喪主が支払う
- 足りない時はキャッシング(カードローン)の利用も一つの手段
葬儀は亡くなった故人を偲ぶ大切な儀式です。
その一方、お金という現実的な問題もつきまといます。
ここに書いてある内容を参考にしていただければ、きっと穏やかな気持ちで葬儀を執り行うことができるのではないでしょうか。
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