こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の友美です。
ここでは、アコムがブラックでも借りれるのかを解説しています。
アコムなら金融ブラックでもお金を借りられる！
そんな噂や口コミが後を立ちません。
アコムを利用したことがある者としても、その審査基準や金融ブラックに対する融資姿勢は気になるところ！
そこで金融ブラックの状態やアコムのブラックへの融資事情について今回は調べてみました。
アコムはブラックだと審査落ち（通りません！）
アコムでは、過去5~10年以内に債務整理をしていたり、延滞（3ヶ月以上の滞納がある）をした履歴が信用情報に残っている場合、借入れは不可能です。
ネットの口コミは事実ではない
ネット上の「ブラックでもアコムはOKだった！」というような口コミは、書き込んだ方がブラックだと思っていたけど、実はそうではなかったパターンが考えられます。
例えば1ヶ月のみの返済遅れでブラックだと思いこんでたパターンです。
1ヶ月のみの返済遅れの場合は、審査に影響はありますが「完済していること」「現在の収入」や「勤続歴」、そして「借り入れ状況」をトータルで判断して融資可能になるケースも考えられるのです。
審査では複数の項目でスコアリングされる
アコムの審査は一般的に信用情報、収入と勤続歴、今現在の借入れ額と何社の借入れがあるか？など複数の項目をスコアリングして融資の不可を決定します。
そのため、返済遅れが1日でもあったからNGという単純な方程式では片付けられません。
しかし過去に3ヶ月以上の滞納があり、信用情報に異動情報が記載されている方（金融ブラック）は、最低5年はアコムも含めたカードローン融資は不可能！ということを覚えておきましょう。
アコムの審査については、「アコム審査」で詳しく解説しています。
ところで、アコム審査の前にあなたは本当にブラック？
信用情報を事前に確認しておく
アコムに申し込みをする前にまずは「あなたの信用情報をきちんと把握」することが大切です。
延滞、滞納などの返済遅れを繰り返しながら返済していると、一体自分が本当にブラックなのか分からなくなってしまいます。
また、十分に自身の信用情報を把握しないと、多重申し込みの原因にもなってくる為、まずは日本に3社ある信用情報機関に情報開示することが先決です。
信用情報機関で情報開示
信用情報機関には次の3つがあります。
- CIC
- JICC
- 全国銀行個人信用情報センター
上記3機関のうち、アコムが参照するデータは「CIC」「JICC」の2つです。
延滞をしていた場合
「CIC」「JICC」の2つの機関で延滞の取り扱いも若干異なります。
- CICの場合1ヶ月の延滞から延滞マークのAが記録される
- JICCの場合は通常3ヶ月目から延滞マークが付く
パッと見2ヶ月までの延滞ならば許容範囲と思われがちです。
しかし両者の情報は共有されており、例え返済遅れがたった1ヶ月の場合も、審査に大きく影響してきます。
また延滞が3ヶ月以上ついてしまうと、これを事故情報である異動として扱われいわゆるブラックリスト入りしてしまうという訳です。
債務整理をしていた場合
債務整理をしていた場合、借金の完済から5~10年間は金融事故の情報として、信用情報に掲載されます。
債務整理とは合法的に借金の減額、免責を行う手続きで、任意整理・個人再生・特定調停・自己破産の4つがあります。
債務整理の情報が残っている場合でも金融ブラックの状態となり、アコムの審査に通ることはできません。
個人情報情報を開示する方法
CICの場合は窓口、郵送以外にもインターネットで気軽に情報開示が可能です。
窓口開示のみ500円、インターネット・郵送での開示は1000円の開示料が必要になります。
JICCの場合はスマホ、郵送での情報開示は1000円、窓口開示は500円で手続き可能です。
ブラックな信用情報が消えるまでの期間
CICの信用情報【ブラックの掲載期間】
| 金融事故（ブラック）の内容 | 信用情報への掲載期間 |
| 1ヶ月の延滞 | 完済から1年 |
| 2ヶ月の延滞 | 完済から2年 |
| 3ヶ月以上の滞納 | 完済から5年間 |
| 債務整理 | ～5年 |
CICの場合1ヶ月ごとの返済遅れで、延滞マークAがついてしまいます。
1ヶ月の延滞で1年、2ヶ月の延滞で2年延滞情報が記載されます。
3ヶ月以上の滞納した場合は、滞納ブラックとして「5年間」情報が記載されてしまいます。
債務整理は手続きの内容によって5年間、情報が残ります。
JICCの信用情報【ブラックの掲載期間】
JICCでの延滞等の情報は、事実の発生から1年残ります。
債務整理は発生日から5年残ります。
信用情報に掲載された金融ブラックの情報が消えるまでは、ローン審査を始め、クレジットカードの審査に通ることや、スマホの分割払いをするのが難しくなります。
参照元：登録内容と登録期間｜日本信用情報機構（JICC）指定信用情報機関
大手はブラックNG？中小は審査通過可能？
大手消費者金融はブラックNG
豊富な資金で大口融資も可能、様々なサービスを提供している大手消費者金融ですが、やっぱりブラックだと審査に通るのは、ほぼ不可能です。
カードローンといえば銀行にアコムやプロミス、アイフルなどの大手有名どころばかりに目が行きがちですが、そこでオススメしたいのが中小規模の消費者金融。
中小消費者金融ならブラックでも可能性あり
基本地方で細々と営業している中小消費者金融は、主に大手で審査に通らなかったブラック方にも貸付けをしています。
特に金融事故歴がある方でも、積極的に審査に望んでいる姿勢が見受けられます。
これら中小規模の消費者金融はカードローンという形の名目ではなく、証書貸付という形での融資が一般的。
聞きなれない名前ですが、いわゆる限度額のお金を一度に融資して、その後は追加融資が不可となっている分、大手消費者金融のような利便性がないのは残念です。
中小消費者金融は独自の審査基準
大手の業者が金融ブラックNGなのに対し、中小消費者金融は独自の審査基準によって、ブラックでも審査に通る可能性があります。
中小消費者金融の審査では、過去に金融事故の履歴があったとしても、現在の収支を慎重に審査し、返済能力の有無を判断しているのです。
金融ブラックにもおすすめ！中小消費者金融を3社紹介
金融ブラックの方にもおすすめの中小消費者金融を3社紹介します。
- フクホー
- 関東信販
- いつも
各社について、簡単に解説します。
1.フクホー
大阪にある、創業50年以上を誇る中小規模の消費者金融の雄。
10～50万円までの融資ですが、老舗の安心感と過去に自己破産等があった方にも融資歴がある点は評価出来ます。
また30日間無利息キャンペーン、レディースローンを実施している点も魅力的です。
2.関東信販
名前のとおり関東に根ざして融資を行っている関東信販です。
特徴として5～99万円まで融資可能なフリーローンから、200万円までの教育ローンやレディースローン、おまとめローンなど様々な商品を用意していることが挙げられます。
即日融資にも対応しているので、お急ぎで借り入れしたい方にはオススメです。
3.いつも
聞きなれない、消費者金融っぽくないネーミングセンス。
1992年からの融資実績がある「いつも」は、高知をベースにフリーローン、おまとめローン、ビジネスローンなどの商品を、様々な属性の方に提供中。
過去に事故歴、自己破産歴がある方の審査にも、現在の支払い能力に重きを置いて審査をしています。
またインターネットからも融資可能、自営業者もOKな点も嬉しいですね。
⇒ 消費者金融いつも｜審査基準や審査時間の口コミ、申し込みの流れ
中小の消費者金融の特徴と借入条件
これらの中小規模の消費者金融には、ブラックの方ヘの融資に関して、次の4つ特徴があります。
- 証書貸付での融資
- 現在の借り入れ状況、収入を重視して行う独自審査
- 小口融資からスタート
- 保証金や住民票原本、源泉徴収などの書類が必要
※審査状況により個人差あり
金融ブラックと言っても、多数の申し込みによる「申し込みブラック」のような半年で信用情報が消えるもライトな方もいれば、自己破産や債務整理などの重度の方もいます。
現時点での延滞はNG
これらの消費者金融はブラックでも前向きな融資をする傾向があると言いましたが、現時点で延滞・滞納をしている方は問答無用でNGです。
ブラックでも借り入れ可能な条件は「過去に異動情報があったとしても現時点で完済」していること！
安定収入も必須条件
お金の借り入れでは信用情報の内容だけでなく、毎月の安定収入があることも必須条件です。
きちんと仕事をしていて、毎月のお給料をもらっているかどうかが審査の分かれ目です。
安定収入がある以上、アルバイトでもお金を借りれますが、無職の方は無論、審査に通ることはできません。
まとめ
基本的に金融ブラックとして事故情報が記載されている方はアコムの融資通過は不可能です。
アコムに限らず大手の消費者金融は信用情報に重きを置いて審査をしている為、1ヶ月でも延滞していた方は審査通過が難しくなってきます。
その為アコムのような大手ではなく、敢えて金利が高くても今の収入と経済状況を重視する中小規模の消費者金融に狙いを定めて申し込む方が賢明です。
ただしいずれにしても自分自身の信用情報を把握することは大切なので、事前にCIC、JICCに情報開示することを推奨します。
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