こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の友美です。
イオン銀行カードローンは、イオンのショッピングモールなどに店舗窓口があり、イオンで買い物をすることが多い方におすすめのカードローンです。
しかも、専業主婦や年金受給者の方でも申し込めるとあって、評判も上々。
そのかわり、審査はちょっと厳しめとの口コミも見受けられます。
今回は、そんなイオン銀行カードローンの審査の流れや在籍確認、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
イオン銀行カードローンの審査
審査の難易度
審査通過率は公表されていない
消費者金融などの中には「審査通過率」を公表しているところもあり、これは審査難易度を考える上での一つの指標になります。
しかし残念ながら、イオン銀行では審査通過率は公表していません。
ですから、イオン銀行カードローンの審査の難易度を見るためには、申込んだ人の口コミや評判等から判断するしかありません。
口コミでは「審査は厳しめ」との声が
口コミや評判から総合的に判断すると、イオン銀行カードローンの審査は厳しめと言えそうです。
そもそも銀行系のカードローンは、消費者金融よりも審査基準が厳しく設定されていることが多く、消費者金融の審査に通過した人でも、銀行系のカードローンの審査には落ちてしまった、ということはよくあります。
銀行や消費者金融にとって、金利は利益を生み出す基であるため、金利が低く設定されているということは、それだけ審査基準も厳しいと言えます。
ゆえにイオン銀行カードローンの審査難易度は相対的に高くなっていると考えられます。
そして、審査を行う上で特に重要なのが、年収などの「属性情報」と「信用情報」の2つです。
年収などの属性情報
個人の年収などの属性情報は、審査において「継続的な返済能力の有無」を判断するために重要です。
属性情報にはさまざまな要素がありますが、主なものは次の通りです。
- 年収
- 勤務先・勤続年数
- 雇用形態
- 居住形態・居住年数
カードローンの審査においては、企業勤めの人よりも自営業の人の方が不利になると言われています。
これは企業勤めの人よりも自営業の人の方が収入等の面において「安定していない」と考えられるためで、同じ企業に勤めていても正社員より派遣社員や契約社員の方が不利になりやすいのも同様の理由です。
その他の属性もすべてチェックされ、最終的に各銀行や金融業者が設定している「合格ライン」に届いていれば、属性面での審査は無事クリアとなります。
信用情報
過去の支払い実績がわかる
信用情報とは信用情報機関に登録されている情報のことで、「これまでの金融取引の履歴」が分かります。
信用情報機関に照会することで、「過去にクレジットカードを利用したことがあり、何の問題もなく支払いを行っていた」「消費者金融から30万円を借りたが、返済が遅れてしまったことが2度ある」といった取引履歴を知ることができます。
属性情報から分かることが「現在~未来の支払い能力」だとすれば、信用情報から分かることは「過去の支払い実績」です。
銀行や消費者金融にとって、審査の際にどちらも重要な情報であることは言うまでもありません。
遅延・延滞・債務整理などがあると審査落ちに
遅延や延滞、債務整理といった金融事故の情報は、一般的に「異動情報」と呼ばれ、この情報が信用情報に登録されているとイオン銀行カードローンでは100%審査落ちになります。
異動情報は、一度登録されると一定期間、登録され続けます。
ここ数年以内にクレジットカードや各種ローンの返済を遅延してしまったことがあれば、イオン銀行カードローンの審査に通過することは難しいでしょう。
属性情報と信用情報は、審査において共に重要ですが、比重としては1対9や2対8くらいの割合で、信用情報の方が重いイメージだと思っていただけるといいでしょう。
信用情報はそれほど重要なものなのです。
イオンの系列会社での取引履歴
イオン銀行カードローンを利用する場合、もう1つ気をつけておかなければならないのは「イオンの系列会社でのこれまでの取引履歴」です。
イオングループの中には、住宅ローンや保険などを取り扱っている会社があります。
過去にそれらの会社のサービスを利用して、返済を遅延したことがある方は、審査通過に黄信号が灯ります。
実際に行われるかどうかは分かりませんが、イオン銀行カードローンの審査を行う際に、グループ会社での取引履歴もチェックされる可能性があるからです。
属性面はバッチリで、信用情報も何の問題もないはずなのに審査に落ちたという方は、過去にイオンの系列会社で何か問題を起こしていないかを確認してみましょう。
在籍確認で職場への連絡はある?
在籍確認とは「申込み者が申告した通りの職場で本当に働いているのか」を確認するために行われるものです。
カードローンの利用が職場にバレてしまうきっかけにもなりかねないため、回避できるのなら回避したいと思いますよね。
イオン銀行カードローンの審査で、在籍確認を回避することは可能なのでしょうか?
基本的に在籍確認は必須
結論から言うと、イオン銀行カードローンの審査は在籍確認が必須です。
ですから、イオン銀行カードローンに申込む際には「電話による会社への在籍確認は行われるもの」と覚悟しておきましょう。
在籍確認を回避できる条件とは
ただし、口コミを見ていると、在籍確認なしで融資を受けることができた!という事例がいくつかありますので、条件によっては在籍確認をパスすることも可能だと考えられます。
もちろんその条件は公にされているわけではないため、あくまで推測ですが、
- 融資希望金額が少ない
- 属性情報、信用情報ともに優秀な内容である
- 他社からの借り入れ残高が少ない
といったような「融資対象として優秀であり、融資した場合のリスクが少ない人」であれば、在籍確認をパスできる可能性が高いと考えられます。
ただし、在籍確認を回避するためには「即日融資を希望しているが、今日は勤務先が休日のため在籍確認を行うことができない」というような真っ当な理由が必要です。
「職場に電話されるとややこしくなるんで、ちょっと勘弁してもらえませんか」というような漠然とした理由では認められませんので注意しましょう。
イオン銀行カードローンのデメリット
1.カードの受取りに運転免許証が必要
まず1つ目は、インターネットから申込みを行う場合、審査に通過してローンカードを受取る際には「運転免許証の提示が必要」であるということです。
審査の際の本人確認書類は、以前は運転免許証が必須でしたが、現在はパスポートでもOKとなっています。
しかし、審査通過後に送られてくるローンカードは「受取人確認サポート」で発送されるため、受取り時に運転免許証による本人確認が必須となります。
もし運転免許証を持っていない場合は、書類は一度イオン銀行に返送され、本人へ電話確認した上で改めて書留郵便で発送されます。
そのためローンカードの受取りは審査完了から2週間程度と、かなり時間がかかってしまうことになります。
2.学生は利用できない
続いて2つ目は、学生は利用できないということです。
イオン銀行カードローンにはいくつか申込み条件がありますが、その中の1つに「学生不可」があります。
学生はアルバイトをしている方も多く、安定した収入があれば学生でも利用可能なカードローンは多くあります。
しかし、イオン銀行カードローンは「学生」に対しては融資をしていません。
学生の方は、別のカードローンを探さなければなりません。
イオン銀行カードローンのメリット
1.上限金利が低い
利用者にとって一番嬉しいメリットは、上限金利が低めに設定されていることです。
概ね100万円未満の少額の借り入れでは、ほぼ上限金利に近い金利が適用されるため、上限金利がいくらかというのは非常に重要なポイントとなります。
イオン銀行カードローンの上限金利は年13.8%であり、これは他の銀行系のカードローンと比較してみても低い利率です(2019年8月時点での調査に基づく)。
できるだけ低い金利で借りたいというのは利用者に共通した希望ですから、イオン銀行カードローンは、非常に魅力的なカードローンであると言えます。
2.幅広い人(専業主婦・年金受給者・自営業者)が利用可能
2つ目は、幅広い人が利用可能であるということです。
先ほど学生の場合は、残念ながら利用できないということをお伝えしましたが、学生以外であれば、下記の方でも利用可能です。
- パート
- アルバイト
- 専業主婦(主夫)
- 自営業者
- 年金受給者
特に専業主婦(主夫)や年金受給者は、利用できない銀行カードローンも多いため、イオン銀行カードローンは非常にありがたい存在です。
⇒ 年金受給者・無職の人でも借りられる!カードローンから公的制度まで
3.土日祝日でも21時まで対応
3つ目は、イオン銀行の店舗窓口は土日祝日でも21時まで対応してくれるということです。
銀行系のカードローンは、母体である銀行が土日祝日に営業していないため、土日祝日に申込みはできても、審査は翌営業日でないと受けられないというケースもあります。
しかしイオン銀行カードローンでは、土日祝日でも審査を受けることが可能で、早ければ申込みの翌日に融資を受けられます。
これはイオン銀行が、土日祝日を含め年中無休で審査を行える体制を確立しているからです。
イオン銀行の店舗は全国のイオンモールなどの大型店舗にあり、仕事帰りや買い物ついでに立ち寄ることができるため、とても便利です。
⇒ 土日審査OKのおすすめカードローン【大手消費者金融4社】を紹介
4.イオン銀行の口座なしでも利用可能
イオン銀行カードローンは、イオン銀行の口座を持っていなくても利用することができます。
返済方法も、他の金融機関の口座からの引き落としが可能になりました。
銀行系のカードローンの場合、当該銀行の口座を持っていなければ利用できないカードローンもあります。
口座を持っていない銀行のカードローンを検討する際に、利用条件として「口座の開設」が挙げられていたら、それだけで尻込みしてしまいそうになりますよね。
口座を増やすのが煩わしい方にとっては、とても嬉しいメリットです。
⇒ イオン銀行のフリーローン「イオンアシストプラン」の解説はコチラ
まとめ
イオン銀行カードローンは、イオングループのイオン銀行が提供している商品ですので、信頼感と安心感があります。
他のカードローンと比べて上限金利が低く、イオンモールなどにある店舗窓口は年中無休で21時まで営業しているため、気軽に利用できるのも人気のポイントです。
消費者金融に比べると審査は厳しいですが、利用条件の幅が広く、多くの人に門戸が開かれていて、非常に便利なカードローンだと言えます。
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