こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の友美です。
東京スター銀行は2001年に営業が始まりました。
通常のカードローンはもちろん、インターネット完結で来店不要の商品や、おまとめ専用ローンなどが揃っています。
また「チャット」や「LINE」でリアルタイムに相談できるという新しい機能もあり、とても便利です。
ここでは、東京スター銀行のカードローン審査、特徴、申込みの流れについて解説します。
東京スター銀行カードローンの特徴と種類
東京スター銀行のカードローン「スターカードローン」は以下2種類のタイプがあります。
・ローンカードを発行する「カードローンタイプ」
・ローンカードを発行せずに利用する「口座なしタイプ」
どちらもweb完結が可能ですが、「カードローンタイプ」だとコンビニある提携ATMから借入することができます。
口座なしタイプの場合は、東京スターダイレクトにて手続きを行い、登録口座に振り込む形になります。
東京スター銀行カードローンの審査
銀行系のカードローンなので消費者金融に比べて金利は低いですが、審査が厳しくなります。
正社員に限らず、パートやアルバイトの方でも申込可能ですが、自身に収入のない専業主婦の方は申込不可です。
勤務形態
勤務先の条件としては「定期的な収入がある方」なので、「正社員だけ契約可」というわけではありません。
- 派遣社員
- 契約社員
- パート
- アルバイト
- 自営業
- 学生
上記いずれかで安定した収入があれば、契約は可能です。銀行系のカードローンなので、総量規制の対象外です。
もちろん公務員や大企業の正社員は、パートやアルバイト、自営業よりも安定した収入につながるとして、審査の評価は高くなります。
勤務形態によって変わる限度額
東京スター銀行のカードローンの「金利」や「限度額」は審査によって決定します。
限度額は、総量規制対象外とはいっても「多重債務者対策」として、内容的に収入の3分の1を目安とするようになりました。
借入希望額300万円から収入証明書が必要とはなっていますが、審査で必要と判断された場合には提出が必要です。
限度額の大体の目安として、下記のような金額がみられます。
限度額100万円~200万円の目安
いずれかで安定している人。
- 正社員で年収300万円以上
- 1年以上の自営業者で定期収入がある
限度額10万円~90万円の目安
- パート、アルバイト
- アルバイトなどの安定した収入がある学生
総合的な審査で決まるとは言っても、業種が公務員や大企業の正社員など勤務形態が安定していて、さらに年収が多ければ多いほど、審査の評価は高くなります。
勤務年数
審査において、勤務年数はとても重要です。
勤務年数が長ければ長いほど、審査には有利にはたらきます。
仕事をころころと変えていると収入は安定せず、返済できなくなる可能性も高くなるため、審査に響きます。
一般的に3年以上勤めていると、安定していると評価され、1年未満だと返済能力の審査においては、不安材料となります。
これはパートやアルバイトにもいえることで、勤務年数が長ければ、信用度も上がります。
他社での借入状況
東京スター銀行のカードローンの審査では、あなたの信用情報を指定機関を通してチェックしたり、登録したりします。
指定信用情報機関では、あなたの氏名や生年月日などの個人情報から、他社での借り入れ件数や金額、支払い状況などが確認できます。
つまり、申し込み時に他社の借り入れの申告を少なく申告したとしても、確実にバレてしまうのです。
嘘をつくと、印象も悪くなり審査にも悪影響なので、絶対にやめましょう。
他社での利用状況は審査に影響する
東京スター銀行のカードローンの場合だけに限りませんが、他社での利用状況は審査に影響します。
他社の利用件数でいえば「1件~2件程度なら契約は可能」ですが4件以上ともなると、多重債務者のおそれがあるとして難しくなってきます。
銀行系のカードローンは総量規制対象外であるため、他社の借り入れには比較的寛容なイメージです。
しかし、銀行系のカードローンのほうが消費者金融よりも金利が低いこともあり、審査は厳しいといわれています。
支払い状況も重要視されている
さらに支払い状況も重要視されていて、延滞や金融事故情報があれば、即審査は落ちてしまいます。
とくに東京スター銀行の加盟している個人情報機関は、「全国銀行個人信用情報センター」が主となっています。
過去に自己破産や民事再生を行っていると、10年間を超えない期間は情報が登録されたままになっているので登録が消えない限りは、審査には通らないと考えておきましょう。
※実際に登録内容が気になる場合には、情報機関に有料で開示請求をすることができます。
保証会社
保証会社とは?
銀行系のカードローンは、信用貸しの経験豊富な消費者金融などを「保証会社」として、利用するシステムがあります。
銀行側は保証会社に手数料を支払い、保証会社は顧客が支払いを延滞した際に、保証をするのです。
保証会社自体も、支払いが滞ってしまえばマイナスになるのでしっかりと自社で審査をします。
そのため、保証会社の審査に通ることが、申し込み条件のひとつになっているのです。
東京スター銀行の保証会社は?
東京スター銀行の保証会社は「新生フィナンシャル株式会社」です。
実はこの新生フィナンシャル株式会社は、消費者金融「レイクALSA」の関連会社です。
他にも新生フィナンシャル株式会社が保証会社となっているカードローンがあります。
- オリックス銀行カードローン
- 新生銀行カードローン「レイクALSA」
- 筑波銀行カードローン「つくばカードローンIMA☆(いまほし)」
- 荘内銀行カードローン「カードローンweb」など
新生フィナンシャル株式会社が保証会社となっているカードローンで延滞を繰り返したり、金融事故を起こしている場合は、東京スター銀行カードローンから融資を受けるのはまず難しいでしょう。
審査時間(即日融資は不可)
申し込みから審査、融資までは時間がかかります。
東京スター銀行のカードローンは、消費者金融などと比べると、かなり時間がかかります。
審査は、平均的に2日~5日、遅いと1週間程度かかります。
さらに東京スター銀行の口座を持っていないと融資までに2週間前後、ローンカードの発送には3週間~4週間程度かかると言われています。
時間に余裕のない方はコチラがおすすめ。
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ローンカードを利用する場合と利用しない場合
どちらでもスペックに違いはありません。
それではどんなところに違いがあるのでしょうか?
ローンカードを利用する場合
ローンカードを利用した場合の流れについて紹介します。
- 東京スター銀行の口座が必要
- 借入方法
- 返済について
- 書類の郵送は多め
東京スター銀行の口座が必要
カードローンタイプを申込む場合、スターワン口座の開設が必要です。
口座開設は、カードローンへの申込みと同時でも大丈夫です。
スマホのアプリやインターネット、郵送、店頭でも可能ですが、申し込みをしてから1週間前後で暗証番号の通知やキャッシュカードが郵便で自宅へ届きます。
特にスマホのアプリからだと、運転免許証から個人情報を読み取ってくれたり、来店の手間もないので、最短5日で口座開設、翌営業日にはキャッシュカードが本人限定郵便で自宅へ届きます。
借入方法
ローンカードを使って、東京スター銀行のATMや提携先のATMから引き出すか、東京スターダイレクト(インターネットバンキング)から返済用の口座へ振り込みをしてもらいます。
返済について
残高スライドリボルビング方式
支払日は毎月4日です(休日の場合は翌営業日)。
返済金額は5,000円~可能で、月末時点での残高で支払い金額が決定し、返済用のスターワン口座より自動で引き落としされます。
返済方式は「残高スライドリボルビング方式」なので、残高によって支払い金額がスライドします。
残高が少なくなると、支払い金額も下がってしまうので、最低金額だけ支払い続けるとなかなか返済が終了しません。
追加返済
そんな際には、追加返済をしていくことで元金に充当され返済期間も短くなります。
ちなみに任意の追加返済の方法は基本的にローンカードでATMからですが、インターネットバンキングからも返済できます。
繰り上げ返済手数料はかかりませんが、ATM手数料がかかる場合には、自己負担です。
書類の郵送は多い
ローンカードタイプは本人限定、暗証番号通知ハガキ、契約書控えなどが簡易書留で自宅へ届きます。
いずれも「東京スター銀行」が送り主となっていて本人限定郵便以外は本人以外も受け取る可能性があるので、同居家族がいる場合は注意が必要です。
ローンカードを利用しない場合
カードレスの場合の申し込み方法を紹介します。
- 東京スター銀行の口座は不要(他行口座で借入可)
- ネットで完結
- ローンカードの発行も可
- 借入方法
- 返済について
- 書類の郵送は本人限定郵便
東京スター銀行の口座は不要(他行口座で借入可)
東京スター銀行のスターワン口座は不要です。
SMBCファイナンスサービスが提供する口座振替受付サービス(インターネットバンキング)を利用し、返済用口座を登録する必要があります。
利用可能な金融機関はコチラからチェック。
⇒ 提携金融機関一覧【SMBCファイナンスサービス】
インターネットバンキング
東京スターダイレクトにログインしてスマホやPCから簡単に手続きが出ます。
ネットで完結
申し込みから、借入、返済まで全ての手続きがネットでできます。
ローンカードの発行も可
希望すればローンカードは郵送で自宅に届きます。
借入方法
借入は東京スターダイレクトにログインして、インターネットバンキングより、指定した返済口座へ振り込まれます。
システムメンテナンス時間を除いて、24時間利用可能です。
ただし他行を設定していると、振り込み手数料が一律324円かかります。
返済について
支払日は毎月5日です(休日の場合は翌営業日)。
返済金額は1万円~となっており、前月の20日時点の残高で支払い金額が決定し、返済用の口座より自動で引き落としされます。
返済方式は、ローンカードを利用する場合と同じで「残高スライドリボルビング方式」なので、残高によって支払い金額がスライドします。
追加返済の方法は基本的に「ネットバンキング」ですが、ローンカードを作成している場合には、ATMからも返済ができます。
書類の郵送は本人限定郵便
ローンカードなしのタイプでも契約終了後に、自宅へ契約内容の控えが届きます。
届け先は自宅のみで変更することはできず、本人限定受け取り郵便なので、本人が身分証明書を提示しないと受け取れません。
つまり同居家族がいる場合でも受け取りはできないのです。
ローンカードありの場合と比べて郵送書類は少ないですが、契約内容の控えは必ず受け取らなくてはなりません。
東京スター銀行カードローン審査から融資までの流れ
申し込み条件
申し込み条件はいくつかありますが、特にハードルの高い条件はありません。
- 申し込み時の年齢が満20歳以上~65歳未満
- 定期的な収入がある
- 保証会社の保証が受けられる
流れ・必要書類
チャットやLINEでカードローンに関する相談できます。
東京スター銀行の質問は、公式ページより「チャットで相談」や「LINEで相談」で不明点や心配な点を気軽に質問できます。
とくにチャットは個人情報の入力なしで気になる内容をリアルタイムで確認できるので、電話で会話するのは苦手だけど、回答はすぐに欲しい場合にオススメです。
LINEで相談については365日24時間OKですが、回答はオペレーターの営業時間内です。
ローンカードを利用する場合の申込み方法
①仮審査申し込み
インターネットか電話より申し込みをします。
インターネットは24時間OKなので、仕事が終わってから自宅でくつろぎながらであったり、家事の合間などにも申し込みができます(審査は営業時間内)。
話をしながらその場で質問したいのなら電話が便利です。
担当者のオペレーターと電話で話をしながら進めるので、都度不明点を解消できます。
②仮審査
信用情報や属性に問題がなければ、申告した勤務先や自宅へ在籍確認の電話連絡が入ります。
③仮審査連絡
仮審査の連絡が電話、メール、普通郵便などできます。断りの場合は、メールか郵便です(審査の内容については一切返答はきません)。
④本審査
1)オンライン、WEB契約の場合
審査担当者より確認連絡が来ます。
その後、必要書類、本人確認書類と年収確認書類を提出します。
オンライン契約は確認書類のやり取りはとても簡単です。
画像ファイルアップロード用のURLが記載されたメールが登録先のアドレス宛に送信されてくるので、画像データを準備して、アップロードするだけです。
2)郵送契約の場合
契約書類の記入後、必要書類を同封して仮認証の有効期限内に返信用封筒に入れて返送します。
その後、担当者より確認の連絡が来ます。
⑤契約
1)オンライン契約
WEBで契約内容の確認をしてから、同意手続きをします。
後日簡易書留で契約書の控えを書留郵便にて受け取ります。
2)郵送契約
申込書兼当座借越契約書、保証委託契約書の控えを書留郵便で受け取ります。
⑥契約完了手続き
1)オンライン契約
ローンカードと暗証番号案内ハガキがそれぞれ自宅へ転送不要の簡易書留にて届きます。
2)郵送契約
ローンカードと暗証番号案内ハガキがそれぞれ自宅へ転送不要の簡易書留にて届きます。
ローンカードなしの場合の申込み方法
①仮審査申し込み
インターネットより専用フォームから申し込みをします。
その際にインターネットバンキングの環境とSMBCファイナンスサービス提供の口座振替受付サービスを利用し、返済用の預金口座を登録します。
②仮審査、③仮審査連絡、④本審査、⑤契約
ローンカードありの場合のオンライン契約と同様です。
⑥契約完了手続き
自宅へ本人限定郵便で「契約内容控え」受け取りの確認後、契約完了となります。
本人限定郵便にて本人確認もおこなっているので、期限内の受け取りが必要です。
期限内に受け取りができないと再度仮審査が必要になります。
契約完了後、インターネットバンキングで借入が可能です。
在籍確認
電話連絡は必須
東京スター銀行のカードローンでの在籍確認は、電話連絡が必須です。
審査の最終判断として行われるのが「勤務先の在籍確認」です。
申告した勤務先にきちんと在籍しているか?給料をもらっているか?すなわち安定した収入があって、返済ができるのか?という「返済能力」を確認します。
職場にバレる可能性は極めて低い
もちろん社名や、カードローンの申し込みの内容については一切内緒です。
そのため東京スター銀行か保証会社の担当者は個人名で、勤務先や自宅へと電話をします。
勤務先への連絡は「~さんはいらっしゃいますか?」というような簡単な内容なので会社にカードローンの申し込みがバレるのでは?と心配する必要はありません。
東京スター銀行の在籍確認は電話連絡が必須なので、どうしても勤務先への連絡が困る、という方は収入証明書などの書類で確認OKのところを探すと良いでしょう。
必要書類
必要書類は2種類です。
希望金額が300万円以下の場合に収入証明書が必要と言うことでしたが、必要になる場合もあるのであらかじめ用意しておきましょう。
①本人確認書類
運転免許証かパスポートおよび健康保険証
②前年度の収入が確認できる書類
収入証明書として使えるのは以下のようなものです。
- 源泉徴収票
- 確定申告書…1枚目、2枚目、受領印つき
- 住民税決定通知書
- 課税証明書
勤務年数が1年未満の場合は直近3ヶ月分の給料明細とあれば賞与明細が必要です。
東京スター銀行のカードローンのメリット・デメリット
デメリット
一番のデメリットは時間がかかることです。
- 時間がかかる
- 即日融資不可
- 書類の郵送が必須
- ATM手数料がかかる
融資を急いでいる方にはスピーディーな消費者金融や外野カードローンをオススメします。
時間がかかる
審査に最短30分、即日融資が可能の消費者金融などに比べて、東京スター銀行のカードローンには、審査にも数日、融資までは長いと1ヶ月程度かかってしまいます。
即日融資不可
東京スター銀行のカードローンは即日融資ができません。
急いでいる場合は、消費者金融での借入がおすすめです。
書類の郵送が必須
東京スター銀行のカードローンは2種類とも必ず自宅への書類の郵送が必須です。
ATM手数料がかかる
東京スター銀行のATM以外の提携先はゆうちょ銀行、セブン銀行、MICSの表示のあるATMで利用ができますが、所定の手数料がかかります。
提携先は多いのですが手数料が110円~220円とかかるので、こまめに利用する場合は手数料が積み重なるので、負担は大きくなります。
メリット
- パートやアルバイトでも申し込み可
- 来店不要で借入まで可能
- 遅延損害金が低い
- 少額の借入の場合、金利が低い
正社員ではなくても、パートやアルバイトでも銀行系のカードローンでも気軽に契約できるのが一番のメリットではないでしょうか?
パートやアルバイトでも申し込み可
銀行系のカードローンは消費者金融にくらべて正規社員であることが必要な場合が多いです。
東京スター銀行カードローンは、パートやアルバイト、学生でも安定した収入が見込めるなら申し込み可能です。
来店不要で借入まで可能
2種類とも、インターネットから申し込みができ、必要書類の提出もアップロードで可能です。
バンクベストにいたっては、自宅への本人限定郵便で届く契約書類の控えさえクリアできれば、借入も返済もネットバンキングでできます。
遅延損害金が低い
東京スター銀行のカードローンの遅延損害金は年14.8%です。
消費者金融や一部の銀行系のカードローンでも、利息制限法や出資法の上限金利ギリギリである20.0%のところも多いのに対して、5.0%も低いので、仮に遅れてしまっても他社よりはマイナスが少なくすみます。
しかし延滞をすると、支払い実績に傷がつくので今後の借入や増額融資、さらには他社での借り入れにまで関わってきます。
どうしても支払いが遅れてしまう場合には、最低限連絡をいれましょう。
少額の限度額の場合は金利が低い
東京スター銀行の金利は、年1.8%~年14.6%です。
この金利は審査によって決まります。
新規取引の場合は、ほぼ上限金利が適用されるのですが、上限金利が年14.6%と消費者金融の平均金利18.0%よりも低くてお得です。
100万円未満の限度額の場合は周りと比べて上限金利が低いので、ある程度お得に借入ができます。
しかし100万円以上の限度額だと、金利が高い消費者金融でも、利息制限法や出資法に伴い、上限金利は15.0%ですし、銀行系のカードローンだと平均年12.0%とさらに低く設定されています。
まとめ
東京スター銀行の口座を持っている場合は、使い勝手のよいカードローンです。
ただし審査も、融資までも時間はかなりかかると考えておきましょう。
急な融資にこだわらず、大口の融資を希望しないのであれば、銀行系ということで安心ですし、金利も消費者金融より低くてオススメです。
大口の融資を考えているのであれば、おまとめローンの商品もあるのでそちらをオススメします。
カードローンは利用することでその場は助かりますが、利息というデメリットが発生します。
支払いのことをよく考えて無理のない借入をしましょう。
◆目的別で探す◆
◆銀行がやっぱり安心◆