こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の良太です。
転職したばかりで、さっそくお金のピンチが到来。
「在籍期間が短かくても、お金って借りられるの?」と心配ですよね。
今回は、転職後にすぐにカードローンで借り入れするために抑えておくべきポイントと、借り入れするためのコツを解説します。
転職後に借りられるカードローンはある?
結論、転職スグの審査通過は難しい
金融機関ごとにカードローン審査の特徴が異なりますが、転職間もない時期の審査は、どこも共通してかなりシビアです。
キャリアアップの転職、まるっきり初体験の分野に飛び込む転職、転職とひと言で言ってもさまざま。
年収が思い切り跳ね上がる「キャリアアップ転職」や「公務員に転職」など、転職直後でもカードローン審査に影響が少ないケースも見られます。
しかし、一般的な転職だけに着目すると、心機一転清々しく仕事をしていても、給与がちょっぴり上がっても、金融機関が求める信用能力までは追いつきません。
新規契約率が高めな消費者金融を使う
転職後にお金を借りるのは難しいとは言え、手段が無い訳ではありません。
在職歴が短い(数か月)の場合、新規契約率が高めな消費者金融に狙いを定めて審査に臨むのも一つの手と言えます。
特にアコム、アイフルなどの大手消費者金融は、新規契約率が45%前後で推移していいます。
また、地方に点在する中小消費者金融は信用ブラックの方にも、比較的門戸を開いていることもあり、転職後、間もない場合の融資も積極的に行っています。
多くはネットからの申込みが出来るので、気になる方は地方の中小消費者金融に申込みするのもいいかもしれません。
審査に通るか不安な人向け
転職後にお金を借りられない人の特徴
転職後にカードローンを利用するために重要なのは、年収よりも、役職よりも、「どれくらいの期間、その会社で働いているのか」という在職期間です。
私たちには見えない所で行われる、カードローンやクレジットカードの審査は謎めいています。
しかし、審査の可否が分かれる「借りられない人」には、以下の特徴があります。
1.前職の勤務期間が極端に短い
職を転々としている方、仕事が長く続かない方、一つの仕事の勤務期間が短く、安定して収入を得ていない方の審査通過は厳しい可能性があります。
・勤続年数3ヶ月未満
雇用形態がパートやアルバイトなどの場合審査に影響しやすい勤続年数期間です。他の審査項目がよほど良くない限り審査に通ることは難しいでしょう。
一つの仕事の在籍期間の目安としては「半年、できれば1年以上」という指針が挙げられます。
2.信用情報に傷がある
過去に携帯代金を遅延してしまった、クレカの支払いを数カ月支払わなかった・・・etc
これらの情報は信用情報機関にバッチリと記録され、長期的にカードローン、クレジットカードの審査に大きな影響を及ぼします。
自分大丈夫かな・・・(汗)
という方は、各信用情報機関に照会することで記録を確認することができるので、是非調べてみてくださいね。
ちなみに、照会する際には借り入れ等をしていた時期の、住所と電話番号が必要になります。
3.強気な希望融資額
いくら大金が必要だとしても、転職したばかりなのに「50万円、100万円の融資を希望する」のは絶対ダメです。
焦りとイライラでついつい希望額を高めに設定してしまいがちですが、在職期間が短い場合は「数万円~10万円程度の少額な希望額」を設定することがベターです。
この他にも、雇用形態や業種、年齢等も関係してきますが、審査に通る・通らないの運命の別れ道は、主に上記の3点に依存します。
転職直後の在籍確認はどう対応する?
転職したばかりで何も分からない、先輩・同僚に迷惑ばかりかけているのに、さっそく借金の在籍電話がかかってきたら・・・なんて考えただけで落ち込んでしまいそうですね。
お金を借り入れする以上、在籍確認は避けては通れないのでしょうか?
在籍確認なしのカードローンはある?
WEBで完結
転職直後の在籍確認の電話は、できれば避けたいもの。
いくら個人名で確認電話がかかってくるとしても、極力身バレは避けたいですからね。
転職後のカードローン審査は、やはり金融機関も貸し出しを渋りがちです。
信用調査の要である年収の部分で、在職期間からの判断ができない訳ですから。
昨今のカードローンは、銀行・消費者金融に限らず、いくつかの商品でWeb完結システムを設けているところがあります。
Web完結は、「申込みから借り入れまで、スマホかパソコン操作だけで完結」してしまいます。
会社への在籍確認や、自宅への資料送付などが省かれるため、在籍確認をどうしても避けたい方には一つの選択肢と言えるでしょう。
必要になる書類
- 本人確認書類
- 社会保険証
- 所得証明
3点セット+アルファで、対応銀行の口座が必要になる場合があります。
例えば、「プロミス」や「SMBCモビット」などは、Web完結方式による審査を用意していますが、いくら数カ月分の給与証明を用意したとしても、在職歴が審査の要になることは否めません。
Web完結方式での申込みは、確かにプライバシーの観点からは優れていると言えますが、在職歴が短い転職直後のステータスだと審査落ちすることも多いので、過度に期待を抱いてしまうのは禁物です。
考慮される在職期間って?
カードローン審査で目安となっている在職期間は、「1年」だと言われています。
あなたの転職先が超有名上場企業か、医者もしくは弁護士などに華麗に転職したという例外を除けば、この「1年」が運命の分かれ目になってくるのです。
在職期間は長ければ長いほど、融資する側は安心なのですが、やはりその目安として1年間は継続して働いていてほしい。
これが各金融機関の素直な思いです。
しかし、在職歴が半年程度でも審査に通る方も少なくないため、最低でも6カ月の在職期間は必要になってきます。
銀行系カードローンは転職後でも借り入れOK?
上述の通り、Web完結方式を除けば、カードローン審査で在籍確認を避ける方法はありません。
ただし金融機関によっては、下記3点の書類を提出することで、”必ずとは言い切れませんが”在籍確認を省いてくれるケースもあるので覚えておきましょう。
- 在籍証明書
- 給与明細数カ月分
- 社会保険証
消費者金融と銀行系カードローン、借り入れの可能性が高いのは?
在籍確認があると仮定した場合、消費者金融と銀行系のカードローン、どちらが借り入れの可能性が高いのでしょうか?
一般的に「銀行系 > 信販系 > 消費者金融」の順に難易度は高まりますが、昨今は銀行も新規契約に積極的になっている事実も忘れてはなりません。
例えば、迅速な審査で有名な三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」などは貸付率も高いので、銀行系のカードローンは厳しそうだから・・・と諦める前に、一度審査を受けてみることをオススメします。
また、住信SBIネット銀行の場合、3ヵ月以上の在職歴があれば雇用契約書、3ヵ月分の給与明細を提示することでカードローンの利用が可能なのも見逃せません。
転職したばかりだと、消費者金融しか融資してくれないかもと悲観してしまいがちですが、これらの銀行系のカードローンを検討してみるのもいいかもしれませんね。
転職後にお金を借り入れするコツ
出来れば転職寸前(前職在籍中)に審査に申込む
クレジットカードを申込むなら転職前に!
この精神と同じく、いざという時のためにカードローン審査も、早め早めの行動が吉です。
突発的な理由で退職を余議なくされた場合や、既に転職してしまった方が大多数だと思いますが、一番確実にお金を借り入れする方法は、やはり信用情報が蓄積された状態での申込みに限ります。
もう既に転職してるのに今更!と思われる方は、下記を読んでみてください。
前職の収入証明書を一緒に提出
お金を借り入れる上で一番大切なのは、「この人にお金を貸したら返してくれるのだろうか?」という信頼関係です。
もう言うまでもありませんね。
転職したばかりでカードローン審査に手こずる理由は、お金を返せる返済能力の可否を判断しにくいからなんです。
つまり、借り入れる側の仕事に向けるベクトル、そして対価としての賃金がキチンと保証されているか。
このポイントを判断する一つの要素として取り入れたいのが、前職場での収入証明書です。
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 給与明細書
が収入証明書として機能しますが、一番手っとり早いのは給与明細書ではないでしょうか?
もし過去の給与明細書が手元にある場合、数か月分の明細を一緒に提出することで、審査をする上でプラスになります。
謙虚な金額で借り入れに臨む
特に在職歴の長さが一番の審査ポイントになっている点は、皆さんもう既にご存じだと思います。
在職歴がモノを言うカードローン審査では、とにかく転職直後の申込みは非常に通りにくいのは事実。
企業や職種、はたまた雇用体制によって審査は異なりますが、やはり大口融資は通りにくい点は共通しています。
例えば30万円を今すぐ融資してほしい場合、10万円~15万円と言った具合に、希望融資額を極力抑えて申込みすることも大切なポイントです。
いくら年収がアップしたとしても、融資する側はあなたが長く勤めるかどうかは分かりません。
まずは少額融資からスタートし、少しずつ信用能力を高めていきましょう。
まとめ
生き方重視の昨今、転職したからと言って、必ずしも生活にゆとりが出てくるわけではありません。
カードローンは人生を狂わせる1つの凶器になると考える方もいますが、上手く使いこなす術さえ知れば、とても便利です。
転職したばかりだからお金がない・・・そんなあなたも、焦る気持ちを抑えて、まずは今回のコラムを参考に慎重に申込みを検討してみましょう。
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