「アコムでお金を借りようと思っているけれど、その前に審査について知りたい!」という方は多いはず。
そんなあなたのために、アコムの審査難易度や審査にかかる時間、在籍確認などについてまとめました。
実際にアコムで審査を受けたライター2名の体験談も、ぜひ参考にしてください。
アコム審査の難易度
まずは申し込みの際に最も気になるであろう、アコムの審査の難易度に関してです。
「アコムは大手だから審査基準も甘い」「いや大手だからこそ厳しい」など、ネット上にはいろいろな話が転がっていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
大手消費者金融の中では甘め
筆者はアコムを含め、数社の消費者金融から借り入れを行ったことがあります。
過去の経験を基にアコムの審査基準を評価すると、アコムの審査は「甘い」と言えます。
同条件でも他社より利用限度額が大きい
筆者はアコムから借り入れを行う際に、同時に別の消費者金融からも借り入れを行いましたが、両社の審査回答はアコムが「30万円までであれば融資可能」、もう1社が「10万円までなら融資可能」というものでした。
この結果から鑑みるに、アコムは他の消費者金融よりも審査の基準を甘めに設定しているということが推測されます。
カードローンの審査に通るかどうか不安だという人も、アコムであればある程度は安心して申し込むことができるでしょう。
アコムの審査に落ちる人・通りやすい人の特徴
審査落ちする可能性が高い人
アコムでは「年齢」「職業」「収入」「信用情報」をもとに審査を行います。
審査に落ちてしまう人には特徴があります。
- 安定した収入がない
- 過去に金融事故を起こしている
- すでにお金を借りすぎている
- 過去にアコムで問題を起こしている
これらのうち1つでも当てはまってしまうとアコムでお金を貸してもらうのは難しくなります。
まずはじめに、審査落ちする人の特徴から見ていきましょう。
1.安定した収入がない人
アコムの審査において重視されるのは「毎月の収入」があるかどうかで、会社員のように毎月給料が支払われる場合、安定した収入とみなされます。
ただし、働き始めてから間もないと安定収入とはみなされない可能性が高いです。
もっとも評価が高いのは「勤続1年以上の正社員」といえるでしょう。
他にも以下のような場合安定した収入と判断されますが、一般の人が「不動産所得」とか「事業所得」を持っていることは少ないですよね。
- 事業からの収入
- 不動産からの収入
- 投資による収入
2.過去に金融事故を起こしている人
お金を借りる際には信用情報がチェックされます。
信用情報とはキャッシングやローンに関する個人情報のことで、過去の取引内容が一定期間登録されています。
過去に金融事故を起こしてしまった場合、信用情報に記録が残っている間は、アコムでの審査は通らないと考えてよいでしょう。
代表的な金融事故は
- 長期延滞(2~3ヶ月以上の支払いの延滞)
- 債務整理(本人の代わりに保証会社が支払うこと)
- 代位弁済(法的に減額を行うこと)
- 協会停止(貸付自粛制度を利用すること)
の4つで、特に長期延滞の場合は、完済してから5年が過ぎないと信用情報は消えません。
3.すでにお金を借りすぎている人
信用情報は、信用情報機関により他の消費者金融や銀行にも共有されています。
信用情報機関とは、信用情報の収集や提供を行う機関のことです。
下記JICCのホームぺージにも記載があるように、無理な貸付けを未然に防ぐことなどを目的として設立されました。
【信用情報機関の役割】
信用情報機関が信用情報を一元管理することで次のような役割を果たすことが期待されています。
・会員会社は、信用情報機関に登録されている消費者の信用情報を確認することで、当該消費者の信用力を正確に把握することが可能となり、消費者一人ひとりの信用力に応じたクレジットやローンなどのサービスを提供することが可能となります。
・消費者は、自身の信用力に基づき適正な信用供与を受けられ、スムーズにクレジットやローンなどを利用することが可能となります。
・その結果、消費者の信用力を超える無理な貸付けや借入れを未然に防ぐことが可能となり、消費者信用市場の健全な発展と消費者利益の促進を支える重要な役割を担っています。
つまり、他社でどのくらいお金を借りているのかをアコムはすべて把握しているため、
・他の5社以上から借り入れがある
・年収の3分の1以上の借り入れがある
これらの場合は、お金を借りることはできません。
4.過去にアコムで問題を起こした人
過去にアコムで借りていて、その際に自分でお金を返せなかった場合、アコムではお金を借りることができません。
自分で返せなかったというのは、
・踏み倒してしまった
・第3者に代わりに支払ってもらった
などの例です。
審査に通りやすい人
審査に通りやすい人の特徴は、端的にいうならば「過去に金融関係で問題を起こしたことがなく、安定した収入がある人」です。
具体的に見ていきましょう。
1.収入が安定している人
収入が安定していないとお金を借りることができません。
歩合制の仕事で収入額に上下があるとしても、毎月の収入があるということが重要です。
収入が途絶えるようなことがあると信用度合いは落ちます。
例えば、数ヶ月に1度大きな収入があるとしても、その間の収入がゼロだとあまり印象がよくありません。
2.他社で借入がない人
信用情報は共有されています。
他社でどれくらい借りているかを、アコムは参照することができるのです。
他社での借入が少ないほどお金を借りやすくなります。
なぜなら、借入がない人の方が返済能力が高いと判断されるからです。
3.金融事故を起こしていない人
金融事故の代表的な例は「長期延滞」「代位弁済」「債務整理」「協会停止」の4つです。
金融事故を起こしていなければ、審査に通る可能性は高くなります。
金融事故については「審査落ちする可能性が高い人」のページでも説明しているので、あわせてご参照ください。
アコムの審査の流れ・在籍確認
では実際にアコムに申し込みを行った場合、審査はどのような流れで進んでいくのかを説明していきます。
気になるポイントの1つでもある「在籍確認」に関しても触れますよ。
審査から融資まで
申し込みは入力フォームに必要事項を入力して行いますが、申し込みの際には必要書類として運転免許証等の本人確認書類が必要となります。
また「アコムで50万円以上の借り入れを希望する」もしくは「アコムと他社での借り入れ総額が100万円を超える」のいずれかの場合には、源泉徴収票等の収入証明書も必要です
その後審査を行い、特に問題が無ければ、勤務先への電話によって行われる在籍確認を経て、融資決定となります。
その後は郵送でローンカードを発行してもらうか、自動契約機である「むじんくん」でローンカードを受け取るかのどちらかになりますが、即日融資を希望しているのであれば後者を選ぶ必要があります。
なお、むじんくんでローンカードを受け取る場合には、営業時間をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
在籍確認はある?
電話連絡なしも可能
アコムでお金を借りる際は、基本的には電話連絡で職場の在籍確認を行います。
電話で「アコム」と名乗ることはなく、担当者の個人名でかかってきますが「会社で噂になるのでは」と心配な方もいることでしょう。
アコムはそういった要望があることも十分承知しており、担当者の判断次第では電話ではなく所定の書類の提出をもって在籍確認に代えてくれる場合もあります。
絶対にそのように対処してくれる、とは言い切れないのですが、電話での在籍確認は避けることも可能なので、担当者に相談してみましょう。
電話での在籍確認の内容
アコムの担当者が「◯◯さんはいますか?」と申込者の勤務先へ電話します。
申込書に記入した勤務先が本当に正しいかを確認するためです。
もしそこで「実は勤務していませんでした」となった場合、お金を借りることはできません。
たとえば
- 産休・育休中である
- すでに退職している
- 休職している
などの状態だと審査が通りにくくなります。
アコムの審査時間はどれくらい?
審査は最短30分、即日融資が可能
続いて審査にかかる時間ですが、アコムは即日融資を謳っているように審査の早さには定評があります。
実際に筆者が申し込んだ場合も、およそ1~2時間で申し込み→審査→契約手続きまで終わりました。
申し込みが集中しているタイミングと重なってしまうと多少待つこともありますが、基本的には最短30分~2、3時間で審査が終わるのが一般的なようです。
一部で「遅い」という口コミもありましたが、おそらくその人の信用情報に問題があったケースではないかと推測されます。
土日の審査時間
アコムは土日でも問題なく審査を行うことが可能です。
ただし、土日休みの企業に勤務している人の場合だと、在籍確認ができないため審査完了には時間がかかります。
また、むじんくんの営業時間が土日は平日よりも短い場合があることにも注意が必要です。
まずは3秒診断でお試し審査
審査に通るかどうか不安な人は、まずアコムのホームページから3秒診断を受けてみましょう。
・年齢
・年収
・カードローン他社お借り入れ状況
の3点を入力するだけで簡単に診断できます。
そこで借り入れできると診断された場合は、いよいよ申し込みです。
本審査は最短30分で終わり、契約となればすぐに融資してもらえます。
ただし、審査状況によっては翌日以降となる場合もあるので、急いで融資を受けたい場合には早めに申し込みをしておきましょう。
会社員ではない人の審査
ここで、「こんな状況・こんな職業だと審査はどうなるの?」という疑問に関してまとめて答えていきましょう。
正社員と比べると「バイト・水商売などの人は審査に通りにくい」というイメージがあるかもしれませんが、アコムのカードローンの審査には通る可能性があります。
なぜなら、アコムの審査基準は「安定した収入があるかどうか」だからです。
安定した収入とは毎月の収入があるということなので、「正社員でなければならない」という制限はありません。
1.水商売の人
水商売は収入が不安定なため、キャッシングやローンの審査の際には不利になることが多いと言われています。
しかし、きちんと収入を証明する書類を準備することができれば、水商売であろうと借り入れを行うのに何ら問題はありません。
1つ注意しておきたいのは、在籍確認を実際にお店が営業している時間帯にしてもらうようにあらかじめお願いしておくことです。
水商売の場合、昼に在籍確認を行われても意味がありませんからね。
2.アルバイト・パートの人
水商売の人同様に、収入証明書類をきちんと準備できるのであれば、借り入れを行う際に障害はありません。
在籍確認で注意しておきたいのは、電話先をアルバイトしている企業の本社ではなく、実際に自分が勤務している店舗にしてもらうことです。
決まった曜日にしかアルバイト・パートとして働いていないのであれば、曜日もあらかじめ指定しておくといいでしょう。
3.自営業・個人事業主の人
自営業・個人事業主の人の場合も、鍵を握るのは収入証明書類を用意できるかどうかということです。
そして、自営業・個人事業主の場合に注意しておきたいのは、借り入れたお金の使い道です。
アコムで借り入れたお金は基本的に資金使途が自由ですが、事業性資金として利用することは認められていません。
事業に必要なお金の融資を受けたいのであれば、専用のローンを利用する必要があります。
⇒ アコムはブラックでも借りられる?審査基準とブラックOKの噂を徹底検証
当サイトに投稿された「アコム」の口コミ・評判
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アコム審査の体験談
ライターA「オペレーターが好印象」
アコムは電話オペレーターの人の対応が非常に丁寧です。
むじんくんで契約を行う際にも非常に分かりやすく説明してくれましたし、話し方も何となくホッとするような印象を受ける人が多いように感じます。
これは契約後の話になりますが、他社の場合はそれはそれは執拗に「お客様の収入でしたら○○万円までは枠を増やすことができます!」と勧誘の電話をかけてくるため、断るのも一苦労でした。
しかしアコムの場合は、もちろん一度はそういった電話をかけてきましたが「特に増やすつもりはありません」と断ったところ、それ以降勧誘の電話がかかってくることはなかったです。
このように、利用者の立場に立って接客・サービスをするという意識を一番感じたのはアコムでした。
ライターB「アコムに落ちた後レイクALSAに通った」
アコムの審査に落ちてしまったら、すべてのカードローンの審査に通らないと思っていませんか?
カードローンの審査なんて同じだと思われがちですが、実は会社ごとに異なります。
私は以前、アコムのカードローン審査に落ち、レイクALSAの審査に通った経験があります。
アコムの審査に落ちたからといって、すべてのカードローン審査に落ちるわけではありません。
もしアコムで審査に通らなかった場合には、レイクALSAの利用をオススメします。
まとめ
アコムの審査は比較的甘いといわれており、アルバイトや水商売などの正社員ではない人でも、安定した収入と返済能力があれば審査に通ります。
ただ、実際の審査は、その人の信用情報や収入などを参考に総合的に判断されます。
もしアコムでの借り入れを検討しているなら、まずは公式サイトの「3秒診断」を試してみてはいかがでしょうか。
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