こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の友美です。
債務整理後でもお金を借りれるオススメ金融機関を解説します。
債務整理をすると、もうお金を借りられないのかというと、そんなことはありません。
世の中にはたくさんの消費者金融がありますので、探し方のコツが分かればなんとかなります。
債務整理を経験した人でもお金を借りる方法についてご紹介します。
債務整理経験者でもお金を借りられる業者とは?
債務整理経験があっても借入れができるのは、中小消費者金融です。
債務整理後は、銀行系カードローンや大手消費者金融では確実に審査落ちとなります。
債務整理後にお金を借りるのが難しいのは確かですが、中小消費者金融は銀行や大手の業者で借りれない人に対しても、柔軟な対応でお金を貸してくれる可能性があります。
債務整理後は中小消費者金融で借りる
債務整理経験者がお金を借りるなら、大手ほど知名度は高くないけれど、そこそこ評判のよい中小消費者金融で借りれる可能性があります。
中小の業者は大手とは違った基準で審査を行っており、債務整理や自己破産をした人でも審査に通ることがあります。
1次審査と2次審査に分かれていることが多く、債務整理に至ったやむを得ない事情や、現在の収入状況などをしっかりアピールすれば、借入れできるチャンスがあります。
中小の業者は、生き残りのために大手との差別化が必要なため、大手で断れた人にも融資を行って、利益を確保したいという事情もあると考えられます。
中小とはいえ今はネットの時代ですので、全国どこからでも申込みができ、銀行振込みで借入れができます。
銀行・大手消費者金融では借りられない
銀行系カードローンや、全国的に知名度の高い大手消費者金融では、債務整理の記録があると審査に合格することは不可能です。
大手のローンはあなたの返済能力を、属性や収入、信用情報などを基にシステムに自動的に判断させています。
債務整理の記録があった時点で、審査落ち確定となってしまいます。
あなたが債務整理や長期延滞などの金融事故を起こしたときに、その情報が記録としてされるのが信用情報です。
金融事故の情報はモノによって6ヶ月~10年間、信用情報に記録として残ります。
闇金・ソフト闇金の利用はダメ
大手が難しいなら中小の業者を探そうと考えるのはよいですが、あまりに知名度が低いところは闇金の可能性がありますので要注意です。
闇金は違法な業者
闇金は債務整理経験があってもお金を借りられ、実質的には審査なしでお金を借しています。
しかし金利や取り立て方法において法律を守らない業者なので利用は厳禁です。
闇金業者のトラブル事例には、法律の上限を超えた利率で利息を請求してきたり、返済が滞ったときに自宅を訪問し、嫌がらせも含めた厳しい取り立をする可能性があります。
頼んでいないのに勝手に口座にお金を振り込んで、利息を請求することもあるようです。
法律で決められた金利の上限は借入れ金額が10万円未満は年20%、10万円以上は年18%で、この上限を超えていれば闇金業者ということになります。
正規の業者と闇金の見分け方
正規の業者には公式サイトに、国や都道府県から認可されている業者の証として登録番号が載っています。
例えば大阪の中小消費者金融「フクホー」だと以下のような番号です。
日本貸金業協会会員第001391号
また、あなたがこれから利用しようとする業者が正規の業者か闇金であるかは、金融庁のページで検索をかければ調べられます。
申し込み前にはチェックをしてから申し込むことをオススメします。
おすすめの中小消費者金融4社
ここで中小消費者金融のなかでも比較的知名度が高く、債務整理経験があっても審査に申込みできる業者を4社ご紹介します。
1.アロー
アローは愛知県にある業者で、審査結果次第で最大200万円まで借入れできる限度額の高さがメリットです。
審査スピードはネットから申込みをして最短45分で審査回答ですので、十分なスピードです。
総量規制対象外の借り換えローンも行っています。
2.セントラル
1970年代から貸金業を営んでいるため、安心して利用できるのがセントラルです。
セントラルのメリットは、限度額次第では低金利で利用できることです。最低金利が適用されると年4.8%と、銀行カードローン並の水準です。
首都圏では無人契約機「セントラルくん」を設置した店舗も展開しています。
3.フタバ
フタバも創業が1960年代ということで、長い歴史を持った業者です。
銀行や信販をのぞいて、消費者金融での借入れが4社以内であることが申込みの条件となっています。
最大限度額が50万円と低いのがデメリットです。
フタバを初めて利用する人は30日間無利息サービスがあります。
4.ライフティ
ライフティは最短30分で審査結果が出るスピード審査が特徴です。午前中に申込みをすれば即日融資ができることもありますので、急いでいる人にもおすすめです。
借入れ金額が10万円未満のときは年20%と、法律の上限ギリギリの金利設定となっています。
しかし、ネットから申請して1,000円単位の借入れができたり、カードを発行してセブン銀行のATMで借入れできたり、利便性は高いと言えるでしょう。
債務整理後にお金を借りるのが難しい理由
過去に債務整理をした人は、カードローンで新たにお金を借りるのは難しくなります。
カードローンは信用で成り立っている商品
担保や保証人を設定しないため「返せなかった」ことが致命傷に
カードローンは借りる側が約束を守って、毎月お金を返すという信用で成り立っています。
またカードローンは無担保ローンとも呼ばれるとおり、担保や保証人を設定しないのが特徴です。
過去に債務整理をしたということは、そのとき借りていたお金を約束どおり返さなかったということです。
この状況でさらにお金を借りたいという申込みがあっても、同じことが繰り返される恐れがありますので、審査に合格させないという対応がとられることになります。
債務整理の過去はほかの業者にもバレている
これは債務整理をしたときに借りていた会社とは別の会社に申込みをしても同じです。
全く違う会社ならバレないのでは?と思うかもしれませんが、信用情報機関という場所で過去のお金の借入れ状況が記録されており、債務整理の事実も業者の間で情報共有されているからです。
信用情報とは?
過去の審査結果や返済記録などの履歴を保管
信用情報とは、国内に3つある信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行協会)に保存されている金融商品の利用履歴です。
例えば、カードローンに申込みをすればそれが信用情報として記録され、審査結果や毎月の返済の記録ももれなく残ります。
ローンやクレジットカードなどに関する詳細な取引記録が、名前や住所、電話番号といった個人を特定できる情報と結び付けられて保管されているのです。
滞納や債務整理はマイナス評価につながる
毎月きちんと返済していれば問題ありませんが、もし滞納をしてしまうとその記録が残り、長期滞納や強制解約、そして債務整理も記録されます。
このようなマイナスの情報が残っていると、返済能力に問題あるとされ、別の会社のローンの審査も通過できなくなるのです。
カードローンの審査で信用情報をチェックしない業者はありませんので、債務整理の事実は必ず判明してしまいます。
債務整理の記録はいつまで残る?
債務整理の履歴は5~10年間残る
信用情報に債務整理として残された記録は、一定期間が経つと自動的に削除されるようになっています。
債務整理の内容(任意整理・特定調停・個人再生・自己破産)によって5~10年間、信用情報に保存されます。
ということは、債務整理をしてから5~10年以上経過すれば、そのことはもうバレないということです。
ただし、5~10年経過しさえすれば自由にお金を借りられるというわけではありません。
記録が消えた後はスーパーホワイト状態
債務整理の記録が消えた後は、信用情報に何も記録されていないスーパーホワイトと呼ばれる状態になります。
履歴がまったくないと逆に債務整理の過去を疑われる
過去5~10年間にわたって金融商品を全く利用していないということになりますので、信用情報に一切何の記録も残っていない白紙状態です。
20歳になりたての若い人なら問題ありませんが、例えば40代ぐらいの人が、あらゆる金融商品を全く利用しないまま何年も生活するというのは不自然です。
審査する側からすると、スーパーホワイトの人は過去に債務整理をした人物の可能性もあると判断しますので、審査で不利になります。
審査に受かりやすい業者で返済実績を作る
この状態から脱するには、どこかで審査に受かりやすいローンの契約をして、借入れしてそれを返済をしたという記録を作るしかありません。
長い時間がかかりますが、少しずつ信用を回復していくことは不可能ではありません。
⇒ 審査が甘いキャッシング会社は?通らない理由・落ちた理由も教えます
まとめ
過去5年以内に債務整理をした人は、信用情報を調べるとそのことがすぐに分かります。
銀行や大手消費者金融の審査合格は望めませんので、中小の消費者金融がおすすめです。
債務整理の記録は最大5年間保存されます。記録が消えた後は、中小の消費者金融でクレジットヒストリーを作ることで、大手のカードローンを再び利用できるようになります。
今回ご紹介した4つの業者を、ぜひ参考にしてみてください。
◆目的別で探す◆
◆銀行がやっぱり安心◆