
こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の良太(@cardloan_iroha)です。
プロミスの金利は「実質年率4.5%~17.8%」です。
はじめてキャッシングする人にとって、この金利が高いのか低いのかピンと来ない人もいると思います。
ここでは、アナタが損をしないよう、他の消費者金融や銀行系のカードローンとの「金利の比較」を一覧にしました。
さらに5万円・10万円・30万円・50万円・100万円を借りた場合の返済額の計算方法(返済シミュレーション)や、プロミスで損をしないお金の借り方について解説します。
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プロミスの金利は「銀行系」よりは高いが、「消費者金融」のなかでは低め
他の金融機関との金利比較一覧
他の大手消費者金融や、銀行のカードローンとの金利の比較を一覧にしました。
会社 | 商品名 | 限度額 | 金利 (実質年率) |
---|---|---|---|
消費者金融 | プロミス | 1~500万円 | 4.5%~17.8% |
SMBCモビット | 1~800万円 | 3.0%~18.0% | |
アコム | 1~800万円 | 3.0%~18.0% | |
アイフル | 1,000円~500万円 | 4.5%~18.0% | |
レイクALSA | 1~500万円 | 4.5%~18.0% | |
ノーローン | 1~300万円 | 4.9%~18.0% | |
銀行系カードローン | みずほ銀行カードローン | 10~800万円 | 2.0%~14.0% |
楽天銀行スーパーローン | 10~800万円 | 1.9%~14.5% | |
三井住友銀行カードローン | 10~800万円 | 4.0%~14.5% | |
三菱UFJ銀行カードローン | 10~500万円 | 1.8%~14.6% | |
東京スター銀行スターカードローン | 10~1,000万円 | 1.8%~14.6% | |
じぶん銀行じぶんローン | 10~800万円 | 2.2%~17.5% | |
オリックス銀行カードローン | 最高800万円 | 1.7%~17.8% |
借りる金額が300万、500万と高額であれば金利は低く、100万円以下の借り入れの場合は、上限金利が適用されると思ってい間違いありません。
ですので、金利を比較するときは「上限金利」を比較することが重要です。
お金を借りる際に適用される金利は、審査の時に借り入れの限度額と併せて決定します。
プロミスより銀行系カードローンの方が低金利
プロミスより上限金利が高い銀行系カードローンはありません。
消費者金融と銀行系のカードローンでは、やはり銀行系の方が金利は低い傾向にあります。
出来るだけ低い金利でお金を借りたい人は「銀行系カードローン」を選択してください。
プロミスの金利と他の消費者金融の金利を比べる
プロミスの金利と大手消費者金融の金利を比べると、プロミスの方が上限金利は少し低いです。
上記の表でいうと、プロミスの金利が「年利4.5%~17.8%」なのに対して、SMBCモビットやアコムは「年利3.0%~18.0%」です。
この場合、100万円前後の限度額で借りるのであれば上限金利が低い「プロミスの方が得になる」と言えます。
上限金利(年利17.8%)の場合の利息シミュレーション
次に実際に借り入れする金額で利息がどのくらいになるのか計算してみましょう。
初めてプロミスで借り入れをする場合は上限金利である「年利17.8%」で設定されることが多いので「年利17.8%」で計算します。
※利息制限法によって「借り入れ金額100万円以上の金利上限は15%」と定められていますので、100万円借り入れた場合の利息のみ15%で計算しています。
借り入れ金額・返済期間別に、利息の総額をシミュレーションした結果は以下のとおりです。
借入額 | 12回払 | 24回払 | 36回払 |
---|---|---|---|
5万円 | 4,942円 | 9,779円 | 14,874円 |
10万円 | 9,894円 | 19,578円 | 29,765円 |
30万円 | 29,701円 | 58,746円 | 89,345円 |
50万円 | 49,503円 | 97,923円 | 148,918円 |
100万円 | 83,094円 | 163,668円 | 247,934円 |
当然のことですが、支払期間が長ければ長い程、支払う利息も高くなります。
当たり前ですが、利息を抑えたい場合は「月々の返済金額を多め」にして払いましょう。
プロミスの返済について
残高スライド元利定額返済方式
プロミスの返済方法は「残高スライド元利定額返済方式」です。
リボルビング払いの一種でもありますが、聞きなれない方は多いのではないでしょうか?
簡単にいうと、まず借り入れを行った直後の残高に応じて「月々の最少返済額」が決まります。
その金額から利息分を差し引いた金額を、元金として返済に充てるという返済方式です。
最少返済額はどのように決まるの?
月々の最少返済額は、以下の計算式で決まります。
借入直後残高 | 最少返済額の計算式 (1,000円未満は切上げ) |
最高返済回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 借入後残高×3.61% | 36回払 |
30万円超~100万円以下 | 借入後残高×2.53%万円 | 60回払 |
100万円超 | 借入後残高×1.99% | 80回払 |
例として10万円の借り入れを行った場合、
となり、1,000円未満は切り上げますので、最少返済額は「4,000円」となります。
この最小返済額から利息分を差し引いた金額が、元金として返済の金額に充当されます。
残高が減っていったら最少返済額も減るの?
完済間際でも最小返済額は変動しない
返済を行い続けて完済間際になったとしても、最少返済額は変動しません。
最少返済額は借り入れ直後の残高で決定しますので、最少返済額が変わるとすれば、追加で借り入れを行って残高に変化があった時です。
例えば「10万円借り入れて、最少返済額の4,000円で返済し続け、残高が5万円になった」という場合、最少返済額に変化はなく、引き続き最少額4,000円での返済になります。
借り入れ残高が変わると最小返済額も変わる
「さらに上記の残高5万円に、追加で30万円借り入れて残高が35万円になった」という場合は、借り入れ残高が更新されて借入直後の残高が35万円になりますので、最少返済額に変化があります。
35万円×2.53%万円=8,855円で、1,000円未満切り上げとなるので、最少返済額は9,000円となります。
このように「残高スライド元利定額返済方式」は、返済後の残高ではなく、借り入れ直後の残高で計算されます。
プロミスの(金額別)の返済シミュレーション
金利・返済方式について確認いただけましたでしょうか?
では、返済額・利息・返済期間のシミュレーションを見てみましょう!
5万円借りた場合のシミュレーション
※金利は年利17.8%で算出。
月々の返済額 | 利息の累計 | 返済額の総計 | 完済まで |
---|---|---|---|
2,000円(最少返済額) | 12,923円 | 62,923円 | 32ヶ月 |
4,000円 | 5,704円 | 55,704円 | 14ヶ月 |
6,000円 | 3,762円 | 53,762円 | 9ヶ月 |
8,000円 | 2,870円 | 52,870円 | 7ヶ月 |
10,000円 | 2,345円 | 52,345円 | 6ヶ月 |
月々の返済額が2,000円の場合と、4,000円の場合で、利息の累計の差が7,219円もあります。
返済額を上げれば上げるほど、元金に充当できる金額が増えますので、利息の節約にもなるし完済までの期間も早めることができるという訳ですね。
10万円借りた場合のシミュレーション
※金利は年利17.8%で算出。
月々の返済額 | 利息の累計 | 返済額の総計 | 完済まで |
---|---|---|---|
4,000円(最少返済額) | 25,864円 | 125,864円 | 32ヶ月 |
6,000円 | 15,720円 | 115,720円 | 20ヶ月 |
8,000円 | 11,417円 | 111,417円 | 14ヶ月 |
10,000円 | 9,043円 | 109,043円 | 11ヶ月 |
12,000円 | 7,531円 | 107,531円 | 9ヶ月 |
10万円の場合も、月々の最少返済額である4,000円より、6,000円で返済した場合の方が、利息の差は10,144円もあります。
毎月の返済額に2,000円プラスするだけで約1万円の節約に加え、完済までの期間も12ヶ月早めることができます。
30万円借りた場合のシミュレーション
※金利は年利17.8%で算出。
月々の返済額 | 利息の累計 | 返済額の総計 | 完済まで |
---|---|---|---|
11,000円(最少返済額) | 87,289円 | 387,289円 | 36ヶ月 |
15,000円 | 58,508円 | 358,508円 | 24ヶ月 |
18,000円 | 47,177円 | 347,177円 | 20ヶ月 |
23,000円 | 35,907円 | 335,907円 | 15ヶ月 |
28,000円 | 29,160円 | 329,160円 | 12ヶ月 |
30万円借入時のおすすめ返済額は、月15,000円です。
この場合、28,781円も節約が可能です。
50万円借りた場合のシミュレーション
※金利は年利17.8%で算出。
月々の返済額 | 利息の累計 | 返済額の総計 | 完済まで |
---|---|---|---|
13,000円(最少返済額) | 246,160円 | 746,160円 | 58ヶ月 |
18,000円 | 149,220円 | 649,220円 | 37ヶ月 |
23,000円 | 108,112円 | 608,112円 | 27ヶ月 |
28,000円 | 85,174円 | 585,174円 | 21ヶ月 |
33,000円 | 70,571円 | 570,571円 | 18ヶ月 |
50万円の場合、最少返済額の13,000円に+5,000円をして月々18,000円で返済すると、96,940円もの利息を削減することができます。
さらに完済までの期間を21か月も早めることが可能です。
ただし毎月+5,000円は大きい…という方も、最少返済額の13,000円に+1,000円するだけで、約3万円ほどの削減もできちゃいます。
100万円借りた場合のシミュレーション
※金利は年利15.0%で算出。
月々の返済額 | 利息の累計 | 返済額の総計 | 完済まで |
---|---|---|---|
26,000円(最少返済額) | 371,743円 | 1,371,743円 | 53ヶ月 |
30,000円 | 301,674円 | 1,301,674円 | 44ヶ月 |
35,000円 | 244,878円 | 1,244,878円 | 36ヶ月 |
40,000円 | 206,514円 | 1,206,514円 | 31ヶ月 |
45,000円 | 178,857円 | 1,178,857円 | 27ヶ月 |
利息制限法で「借り入れ金額100万円以上の金利上限は年利15.0%」と定められていますので、今回の100万円借入時の利息は15.0%で算出しています。
借入金額が100万円になってくると、利息も30万円前後と高額になってきますね。
最少返済額の26,000円に+1000円で約20,000円の削減、+4,000円で約70,000円の削減になります。
借り入れ金額が高額な場合は無理をせず、月々30,000円前後での返済でも問題はないでしょう。
損をしないでプロミスを利用する2つの方法
損しない方法1.「30日間の無利息期間サービス」を使う
初回利用日から30日間無利息
ここまで金利がいくらかかるかをご紹介してきましたが、プロミスには「30日の無利息期間」があるのをご存知でしょうか?
初回利用のみの特典になりますが、初回利用日から30日分の利息がかかりません。
つまり30日以内に全額返済した場合は、全く利息がかかることなく借りることができるのです!
万が一、30日以上借りて利息が発生した場合でも、初めの30日は利息をカウントしないので、すぐに返せない人でもお得に借りることができます。
⇒ プロミスの無利息サービスを何度でも利用する方法を徹底解説!
ちなみに、アコムは契約日翌日から30日間無利息
初回利用の30日無利息期間は、同じ消費者金融だとアコムも実施しています。
アコムの場合は「契約日の翌日から30日間無利息」となるので契約後すぐに借りる場合は良いですが、数日たってしまうと無利息期間が無駄になってしまう可能性があります。
その点プロミスでは「初回利用から30日間無利息」なので、契約から数日後の利用になったとしても、無駄になる事はありませんね。
損しない方法2.「プロミスのポイントサービス」を利用して賢く返済
先ほどご紹介した「30日間の無利息期間サービス」ですが、プロミスには、2種類の無利息期間があるのをご存知でしょうか?
初回借入のみのサービスだから一回しか利用できない、と思う方がほとんどですよね。
私も何回かプロミスを利用しており、初回借入時はこの30日無利息サービスを利用し、無事完済しました。
そしてまたプロミスを利用する機会があり、無利息サービスはもう利用できないと思っていたのですが、なんとプロミスには「ポイントを貯めて無利息期間と交換できる」サービスがあったのです!
そのポイント制度についてご紹介します。
ポイントサービスを利用するには
原則、プロミスのインターネット会員に登録する必要があります。
会員登録から利用までは簡単です。
- プロミスのホームページより「会員ログイン」へ進む
- カード番号と暗証番号(もしくはWeb-IDとパスワード)で会員サイトへログイン
- 会員サービスメニューの「各種お申込み」の中にある「プロミスポイントサービス」をクリック
- 「ポイント申込」をクリック
- 完了!プロミスのポイントの獲得と利用が出来るようになります。
ポイントを使用してできることは二つ。
- 提携のATMの手数料が無料になる
- 一定期間の無利息期間に交換できる
会員登録はもちろん無料なので、プロミスを利用している人もこれから利用する人も登録だけしていれば、いつの間にかポイントがたまっている!なんてこともあるかもしれません。
どうやってポイントを貯めるの?
ポイントはプロミスの各種サービスを利用することで貯まります。
以下はサービスの例です。
プロミスポイントサービス申込(初回のみ) | 100ポイント |
---|---|
会員ページへログイン(毎月初回ログイン時のみ) | 10ポイント |
ポイント対象の「プロミスからのお知らせ」の確認 | 5~20ポイント |
収入証明書類の提出 | 160ポイント |
各メールの確認(毎月月末の時点で対象サービスに利用登録している場合のみ) | 各1ポイント |
メールを受診して確認をしたり、毎月初回ログインで勝手にポイントがたまっていくのはとても便利ですね!
貯まったポイントを使う
貯まったポイントは以下のように交換できます。
無利息期間へ交換する場合
- 7日分・・・250ポイント
- 15日分・・・400ポイント
- 30日分・・・700ポイント
なかなか700ポイントまで貯めるのは大変ですが、7日分の250ポイントから交換ができます。
私の場合は、プロミスポイントサービス申し込み時に初回のみ付与される100ポイントと、収入証明書類の提出時に付与される160ポイントで合わせて260ポイントになりますので、すぐに7日分と交換してしまいました。
貯めて貯めて、一気に30日分と交換するのもいいですね!
提携のATMの手数料が無料になる
プロミスの提携ATMは頻繁に使用する機会はないと思いますが、一回の手数料で200~400円かかってしまう事もあります。
使用頻度が多いのであれば、40ポイントで最大60日間手数料無料になりますので、こちらもおすすめです!
⇒ プロミスATMの営業時間・手数料【コンビニ返済は可能?】
まとめ
金利が高いといわれているプロミス。
ご自身の借り入れ金額に沿って金利の比較を行いしっかりと計算すると、プロミスはほかの金融機関と比べて金利は安いのです。
無利息期間サービスと組み合わせるとさらにお得になりますので、消費者金融を比較されている方は、金利だけではなくサービス面も含めて検討していきましょう。
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