こんにちわ「カードローンのいろは」管理人の良太です。
宮城県仙台市に本店を構える「七十七銀行(しちじゅうしちぎんこう)」は、宮城県内の主要銀行であるとともに、地域密着型の地方銀行です。
七十七銀行のカードローンは3種類あり、そのうちの一つ「77スマートネクスト」は、七十七銀行に口座を持っている方に便利なカードローンです。
七十七銀行のほかのカードローンを解約しなければならないという手間はありますが、専業主婦や学生でも申し込むことができます。
今回は、七十七銀行カードローン 「77スマートネクスト」が向いている人・向いていない人や、審査の難易度について解説します。
七十七銀行のカードローンは3種類
七十七銀行には3種類のカードローンがあり、契約するにあたっては七十七銀行の銀行口座が必要です。
- 77カードローン
- 77教育カードローン
- 77スマートネクスト
1と3に関しては、総量規制と同様に、年収の3分の1以上の限度額はNGとなっています。
1. 77カードローン
金利は固定金利で年利11.0%ですが、給料振込、定期預金や住宅ローンなど七十七銀行との取引によって最大マイナス年利3.1%まで優遇可能になります(2019年6月現在)。
限度額は300万円までとなっています。
自動貸付のサービスもあるので、毎月の返済や振替などの不足時に役立ちます。
ただし申し込み条件は前年の年収が150万円以上、勤務年数1年以上または自営業の場合は営業年数3年以上など、ある程度の属性が必要です。
2. 77教育カードローン
教育資金全般として、限度額は100万円~500万円以内の9種類の中で繰り返し利用ができます。
金利は変動金利の年利3.975%となっています(2019年6月現在)。
高校生以上のお子さまがいる保護者か、勤労学生本人が利用可能ですが、前年度の勤務年数や収入の条件が決まっています。
3. 77スマートネクスト
年利(固定金利) | 4.9%~14.8% |
遅延損害金(年利) | 18% |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
契約年齢 | 満20歳~満70歳未満 |
口座開設の有無 | 要 (申し込み時は不要) |
担保・保証人 | 原則不要 |
口座がなくても申し込める一番気軽なカードローンです。(ただし契約時は口座が必要)
一番のメリットは消費者金融の平均金利の年利18.0%と比べて、上限金利が約3.0%も低いところです。
今回は、この3つのカードローンの中で一番審査が簡単と言われている「77スマートネクスト」について詳しく見ていきましょう。
77スマートネクストが向いていない人
77スマートネクストが向いていないのは、下記のような方です。
- 地域制限に該当する
- 宮城県内が生活圏内ではない
- 七十七銀行の口座を持っていない
- 即日融資を受けたい・土日祝日に契約したい
1. 地域制限に該当する
まず、77スマートネクストの申し込み条件を見てみましょう。
下記の申し込み条件の中で、一番のポイントは「地域制限」です。
- 契約時の年齢が満20歳以上~70歳未満である
- 安定した収入がある
- 住居か勤務先の住所が七十七銀行の営業地域内である
- 七十七銀行で既にカードローンを利用していない
七十七銀行の営業地域内に居住・勤務していない
77スマートネクストには地域制限があり、現在の居住先か勤務先の住所が、七十七銀行の本支店がある営業地域内になければいけません。
地域制限は申し込み条件の一つで、最低限条件が合わなければ申し込みは出来ません。
七十七銀行の営業地域は?
七十七銀行の営業地域は、宮城県、福島県、北海道、岩手県、山形県、秋田県、東京都、愛知県、大阪府のいずれかになります。
宮城県以外に居住の場合は、契約可能かどうか確認をしましょう。
しかし東京都のように、支店があっても契約ができない地域もあります(七十七銀行の口座開設は可能)。
特に宮城県以外に居住している場合は、まず問い合わせをしましょう。
2. 宮城県内が生活圏内ではない
ATMのネットワークサービス「みやぎネット」を利用できない
77スマートネクストは「みやぎネット」が使えない方には向いていません。
宮城県内に本店を構える下記の7つの金融機関内では、「みやぎネット」というATMのネットワークサービスを行っています。
- 七十七銀行
- 仙台銀行
- 杜の都信用金庫
- 宮城第一信用金庫
- 石巻信用金庫
- 仙南信用金庫
- 気仙沼信用金庫
「みやぎネット」は平日の日中の手数料が無料
これらのATMでは、平日の日中の利用手数料が無料で利用できます。
「みやぎネット」が利用できないと、七十七銀行のATMを探すか、提携先ATMからの利用になるので、毎回手数料がかかります。
返済するのにも手数料がかかる
77スマートネクストは、もともと返済金額が少なく設定されていて、変更することができません。
そのため、ATMを使っての随時返済を積極的に行うことが完済のポイントになります。
ですが頻繁に返済しようとすると、七十七銀行のATMや「みやぎネット」の提携金融機関が生活圏内にない場合は、その都度手数料がかかってしまいます。
3. 七十七銀行の口座を持っていない
「77スマートネクスト」は七十七銀行の口座がなくても申し込み可能ですが、利用するには返済用の引き落とし口座として、七十七銀行の口座が必要になります。
申し込みと同時に口座を開設することも可能ですが、時間が余計にかかってしまいます。
また、管理する口座が増えてしまうので、口座を増やしたくない方にはオススメしません。
4. 即日融資を受けたい・土日祝日に契約したい
即日融資は不可
七十七銀行カードローン「77スマートネクスト」は、即日融資や土日祝日の契約はできません。
2018年1月より、すべての銀行系のカードローンは即日融資が不可になりました。
そのため即日融資の希望をするのであれば、スピードがウリの消費者金融をオススメします。
土日祝日の契約も不可
七十七銀行のカードローン「77スマートネクスト」では、銀行営業日以外の、土日祝日の契約はできません。
申し込み自体は24時間365日ネットやスマホから可能ですが、審査や手続きは銀行の営業時間内になります。
無人契約機などもありませんので、平日の営業時間内の契約になります。
⇒ 土日審査OKのおすすめカードローン【大手消費者金融4社】を紹介
77スマートネクストが向いている人
1. 七十七銀行を普段から利用している
七十七銀行の口座があれば「Web完結」OK
普段から七十七銀行を利用しているのであれば、本人確認書類と収入証明書の提出が原則不要の「Web完結契約」が可能です。
「Web完結契約」の場合は、ローンカード到着前に七十七銀行の普通口座へのみ振込融資が可能なので、通常の契約をするよりスピーディーです。
普段使いと並行して、カードローンの利用もでき、返済は七十七銀行の口座から自動で引き落とされるので、うっかり返済を忘れることもなく便利です。
自動貸付が便利
七十七銀行カードローン「77スマートネクスト」には、自動貸付という便利なサービスがあります。
次回の支払い金額や公共料金、学費などの振替、クレジットカード代金の引き落とし、保険料などの自動振替時の口座残高が不足した場合に、不足金額をカードローン口座から自動で借り入れできます。
七十七銀行をメインバンクとして利用している方には、ついうっかりの残高不足が防げる嬉しいサービスです。
2. 宮城県内に居住している
七十七銀行は、宮城県の主要な地方銀行です。
そのため宮城県内に居住している場合、審査で優遇される傾向があります。
さらに宮城県内に居住していると、みやぎネットが利用できるので、指定のATMより平日であれば手数料無料で、借り入れや追加の返済ができます。
コンビニATMの提携もありますが、手数料がかかってしまうので、みやぎネットの利用をオススメします。
77スマートネクストの審査
審査の難易度
審査はそれほど厳しくない
「77スマートネクスト」の審査は、申し込み条件さえ満たすことが出来れば、それほど厳しくはありません。
しかし銀行系のカードローンは上限金利が低いため、消費者金融ほど甘くはありません。
「77スマートネクスト」の審査は、保証会社の「エム・ユー信用保証(株)」が行っているので、保証会社の審査に通る必要があります。
申し込み属性に関しては、パートやアルバイトなどで安定した収入があれば、申し込みは可能です。
専業主婦(主夫)もOK
安定した収入のない専業主婦(主夫)の方は、公式サイトには明確な記載はないものの、申し込みページの職業欄に「専業主婦」の項目と、「専業主婦の方は世帯年収をご入力ください」との記載があるので可能なようです。
学生もOK
学生の場合でも、20歳以上でアルバイトをしていればOKなので、かなり申し込みの範囲は広いと言えます。
審査時間
七十七銀行カードローン「77スマートネクスト」は、通常で審査に2~3営業日、振込融資までに3~5営業日かかります。
さらにローンカードを利用してATMからの融資の場合は、ローンカードが契約終了後から大体1週間程度で届きます。
申し込みから考えると、大体10日程度かかると思っておきましょう。
週末に申し込んでしまうと、土日を挟んでしまうので、更に日数がかかります。
⇒ 土日審査OKのおすすめカードローン【大手消費者金融4社】を紹介
保証会社
審査は外部の保証会社が行う
77スマートネクストの審査は、保証会社が行っています。
銀行は「返済の保証」を保証会社に手数料を支払って委託し、返済が滞った場合は、保証会社が返済を行うシステムになっています。
保証会社は手数料は欲しいけれど、支払いの代行のリスクは背負いたくありませんので、申し込み者に返済能力があるかどうかを厳しく審査します。
一般的に銀行系のカードローンの保証会社は、消費者金融か信販会社が行います。
消費者金融や信販会社は、長年培ってきたカードローンの独自のノウハウを利用して審査を行うため、銀行が自社で審査を行うよりも審査や手続きをスムーズに行うことができます。
77スマートネクストの保証会社はアコム系
「77スマートネクスト」の保証会社「エム・ユー信用保証(株)」は、三菱UFJ銀行と大手消費者金融アコムが共同で設立した保証会社です。
つまりアコムの審査基準が反映されているので、それほど難易度は高くないと思われます。
現在「エム・ユー信用保証(株)」が保証しているカードローンの提携金融機関は、25行あります(2019年6月現在)。
【エム・ユー信用保証(株)のカードローン提携金融機関】
山口銀行 | 千葉銀行 | 東邦銀行 |
紀陽銀行 | 百五銀行 | 百十四銀行 |
武蔵野銀行 | 北洋銀行 | 滋賀銀行 |
七十七銀行 | 三菱UFJ銀行 | 秋田銀行 |
栃木銀行 | 池田泉州銀行 | 第四銀行 |
阿波銀行 | 山陰合同銀行 | 十八銀行 |
北九州銀行 | 佐賀銀行 | 静岡銀行 |
もみじ銀行 | 筑邦銀行 | 鹿児島銀行 |
福井銀行 |
アコムの審査基準は、大手消費者金融の中でも通りやすいと言われているので、77スマートネクストの審査も、銀行系のカードローンの中では通りやすくなっていると考えられます。
七十七銀行カードローン「77スマートネクスト」の申し込みの流れ
申し込み方法は4種類
申し込み方法は4種類あり、どれでも好きな方法で申し込みができます。
- インターネット
- 電話
- FAX
- 郵送
「Web完結契約」はスピーディー
七十七銀行の口座を持っているのであれば、インターネットから「Web完結契約」ができ、簡単でスピーディーです。
「Web完結契約」は、原則、本人確認書類や収入証明書も不要で、申し込みからローンカードの発行まで出来ます。
インターネット申し込み
「インターネットは使い方が分からない。どうしても担当者と話をしながら申し込みをしたい!」というこだわりがないのであれば、スマホやPCを利用して、インターネットからの申し込みをオススメします。
インターネットからの申し込みは、24時間365日いつでも申し込みが可能で、必要事項を入力するだけなので手間もかかりません。
「7秒診断」でお試し診断
保証会社のエム・ユー信用保証会社が提供している「7秒診断」もあります。
生年月日、婚姻区分、保険証の種類、他社の借入状況の入力のみで、お試しの診断ができます。
信用情報に傷をつけることなくチェックできるので、目安としてオススメします。
インターネットからの申し込みの流れ
1. 公式サイトから申し込む
すでに銀行口座がある場合、インターネットからの申し込みが一番スピーディーです。
申し込みは、七十七銀行の公式サイト内の77スマートネクスト専用ページにあります。
個人情報など同意のうえで、「お申し込みページ」へ進みます。
2. 審査
審査は、スコアリング審査になっています。
信用情報と属性情報から規定外の場合は、即お断りとして弾かれます。
⇒ キャッシング・ローン審査における信用情報・信用情報機関とは?
3. 折返し連絡
手持ちの携帯電話にSMSか、電話で連絡がきます。
4. 本人確認
口座を持っていれば原則不要ですが、審査内容によってはSMSに記載のあるURLへアクセスし、依頼された本人確認書類をアップロードする必要があります。
5. 申込IDの確認
Eメールで、今後の取引に必要な「申込ID」が届きます。
携帯番号の確認として、担当者より電話が来る場合もあります。
6. 返済口座の登録
Eメールで、返済口座などの登録専用サイトのURLが送られてきます。
7. 審査結果
Eメールで審査結果の案内専用URLよりログインし、契約の手続きをします。
⇒ 審査が甘いキャッシング会社は?通らない理由・落ちた理由も教えます
8. 契約完了
Eメールで契約同意と完了の案内が届きます。
9. ローンカードと通帳の到着
後日「77スマートネクスト」のローンカードと通帳の到着が自宅に届きます(別々に届く場合あり)。
10. 借り入れ
ローンカードを利用する
ローンカードを利用して、七十七銀行のATMまたは、提携先ATMより利用できます。
ローンカード到着前の融資を希望する場合は、七十七銀行の指定普通口座へのみ振込可能です。
フリーダイヤルは24時間365日
電話に関しては、24時間365日、土日祝日でもフリーダイヤルで問い合わせができます。
女性向けのレディースローンは対応していませんが、男性担当者でも丁寧にきちんとした電話対応なので安心です。
その他の申し込み方法での契約
来店または郵送で契約する
「Web完結契約」以外での申し込みの場合は、折返し連絡の際に、来店か郵送か、契約方法の確認があります。
契約は、来店の他にもFAXや、書類郵送のやり取りでも、口座の開設や本人確認、契約書類のやり取りは可能です。
来店時に口座開設する場合
来店で口座開設する場合は、その場で通帳を渡され、ローンカードのみ後日郵送で届きます。
後日到着したローンカードで、ATMより利用可能です。
七十七銀行の他のカードローンを利用している場合は、必要書類を窓口へ持参して、解約の手続きが必要です。
必要書類
あらかじめ七十七銀行の口座を持っていれば、本人確認書類は必要ありませんが、住所や氏名の変更や、口座の開設を新たに行う場合には、本人確認書類が必要になります。
さらに2017年4月以降、金融庁の指導により銀行系のカードローンは審査が厳しくなっている傾向にあるので、収入証明書類もあらかじめ揃えておくとよいでしょう。
①「本人確認書類」
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
② 印鑑(銀行届出印)
あらかじめ口座を持っている方は不要ですが、銀行口座を同時に開設する場合、返済用通帳の届出印が必要になります。
③「収入証明書類」
- 直近2ヶ月分の給料明細
- 最新の源泉徴収票パスポート
- 最新の確定申告書
必要書類は審査によって異なるので、必ず担当者に確認しましょう。
口座開設はスマホからもOK
七十七銀行の銀行口座の開設は、スマホのアプリからでもできます。
- 地域制限内
- 運転免許証を取得している18歳以上の方
(カードローンの申込みに関しては20歳以上の方のみ)
上記を満たしていれば、来店しなくても、運転免許証を撮影して送信するだけで、本人確認もOKなので来店の手間がかかりません。
後日キャッシュカードのみ本人限定で郵送されます。
77スマートネクストはバレずに利用できる?
カードローンの利用にあたって一番避けたい「家族バレ」「職場バレ」ですが、「77スマートネクスト」ではどうなのでしょうか?
- 勤務先への在籍確認の電話は必須
- ローンカード、通帳は自宅へ郵送
- 通帳に「カードローンご返済」の記載あり
77スマートネクストがバレるリスクがあるカードローンであるというポイントは、上記の3つです。
1. 勤務先への在籍確認の電話は必須
電話は個人名でかかってくる
七十七銀行カードローン「77スマートネクスト」の在籍確認は書類で代用することができず、必ず電話連絡での確認が必要です。
とはいっても「カードローンの在籍確認で・・・」などと電話が来るわけではなく、担当者の個人名でかかってきます。
そもそも第三者に借入や申し込みの事実を伝えることは、法律で禁止されています。
電話確認の内容
電話の内容は、「~さんいらっしゃいますか?」という程度の内容なので、どんな仕事をしているとか、いつから勤務しているなどの内容は、一切聞かれることはありません。
しかし社員が少ない個人経営の会社や、個人宛の連絡が禁止されている会社などは、少なからず疑われる恐れがあります。
どうしても電話確認は困る!という方は書類で確認OKのカードローンに申し込みましょう。
2. ローンカード、通帳は自宅へ郵送
契約すると、ローンカードの発行は必須になります。
このローンカードは、窓口での発行ができず、無人契約機もないので、自宅への簡易書留での郵送です。
その他の書類は普通郵便で届いたり、返済用のローン専用通帳がカードとは別々に届く場合もあるので、同居家族がいる場合は、特に注意が必要です。
3. 通帳に「カードローンご返済」の記載あり
「77スマートネクスト」の毎月の返済方法は、七十七銀行の口座より毎月自動引落しになります。
その際、通帳には「カードローンご返済」の記載がされてしまうので、家族が同じ口座を利用している場合、かなり家族バレのリスクは高いでしょう。
家族バレは、書類の郵送が原因になることが殆どです。
絶対に家族に知られたくない!という方は、店頭や無人契約機でその場で書類やカードのやり取りができる銀行や消費者金融がオススメです。
⇒ 会社に(誰にも)バレずにお金を借りる方法|在籍確認と郵送物に注意
77スマートネクストの「金利」と「返済」
金利は高いの?
上限金利は平均的
77スマートネクストの金利は、年利4.9%~14.8%です。
一番低い金利で見ると年利4.9%なので、消費者金融の平均金利の年利18.0%と比べてるととても低く感じます。
しかし!一番低い金利が適用されるには、かなり高額の取引が必要になります。
100万円未満の借り入れなら、上限金利の年利14.8%が適用されます。
しかも初回の取引であれば、上限金利の適用金利となる可能性が高いので、消費者金融よりは低く、他の銀行系のカードローンとそれほど大差はありません。
⇒ 無利息期間がある人気カードローン|初めてお金を借りるアナタへ
借入限度額と適用金利
借入限度額 | 適用金利(年利) |
100万円未満 | 14.8% |
100万円以上~200万円以下 | 12.0% |
200万円超え~300万円以下 | 7.7% |
300万円超え~400万円以下 | 6.9% |
400万円超え~500万円以下 | 4.9% |
同じ七十七銀行の「77カードローン」の方が金利は低い
200万円以下の貸付であれば、「77カードローン」の方が金利は低くなっています(2019年6月現在で年11.0%)。
ですが「77カードローン」の審査条件はさらに厳しいので、不安な方は「77スマートネクスト」のほうをオススメします。
ただし「77スマートネクスト」は、総量規制対象外でありながらも、年収の3分の1以上の限度額はNGです。
また、銀行系のカードローン審査は国の方針で厳しくなってきているので、100万円以上の大口融資はなかなか難しくなっています。
返済金額は借入残高で決まる
毎月5日に自動引落し
約定返済は、七十七銀行の口座から毎月5日(銀行が休業日の場合は翌営業日)に自動で引落されます。
77スマートネクストの返済金額は、前月末時点での借入残高によって決定します。
借入残高が10万円の場合で、他のカードローンと比較してみましょう。
他の銀行系カードローンとの比較
銀行系カードローン | 借入10万円の最低返済額 |
七十七銀行カードローン「77スマートネクスト」 | 2,000円 |
みずほ銀行カードローン | 10,000円 |
三井住友銀行カードローン | 2,000円 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 2,000円 |
横浜銀行カードローン | 2,000円 |
消費者金融との比較
消費者金融 | 借入10万円の 最低返済額 |
アイフル(サイクル制) | 5,000円 |
アイフル(約定日制) | 4,000円 |
アコム(ご契約極度額30万円以下の場合) | 5,000円 |
アコム(ご契約極度額30万円超、100万円以下の場合) | 3,000円 |
プロミス | 4,000円 |
毎月の返済金額は低い
77スマートネクストの返済金額は、借入残高が10万円だとは2,000円、30万円だと5,000円、50万円だと10,000円と、とても低い金額で設定されています。
返済金額が低く、しかも毎月自動で引落されるので忘れる心配もなく、とても良心的なイメージです。
しかしここが落とし穴になっています。
返済期間が長くなる恐れも
返済金額が低く、返済は銀行引落しなので、毎回チェックしないと取引内容を把握しにくくなります。
返済金額が少なければ少ないほど、元金は減らないので、返済期間は延びてしまいます。
さらに77スマートネクストの返済は、残高が減るとその金額に応じて返済額も自動で下がるシステムになっているので、返済すればするほど返済期間が延びてしまうのです。
返済シミュレーション
77スマートネクストの返済で、毎月の返済だけ続けていくと、かなり長い期間払い続けることになります。
77スマートネクストの場合
借入残高 | 金利(年利) | 返済額 | 利息総額 |
10万円 | 14.8% | 2,000円 | 51,851円 |
30万円 | 14.8% | 5,000円スタート | 272,331円 |
50万円 | 14.8% | 10,000円スタート | 473,960円 |
消費者金融の場合(一例)
借入残高 | 金利(年利) | 返済額 | 利息総額 |
50万円 | 18.0% | 21,000円 | 149,464円 |
約定返済の金額は自分で変更できません。
しかし、随時返済はいつでもOKです。
ローンカードを使ってATMより返済するか、返済用のローン専用通帳を窓口に持参して入金することで返済ができます。
入金の超過分は返済用の口座へ自動で入金されます。
消費者金融の公式サイトなどの返済シミュレーションを利用して、自分の中での返済金額を決めて、余裕があるときはどんどん入金をしていきましょう。
ちなみに、、、
⇒ 「お金がない時の乗り切り方」はコチラで解説
まとめ
七十七銀行カードローン「77スマートネクスト」は、宮城県在住で、口座を持っている方には、オススメのカードローンです。
しかしその他の方にはあまりメリットのないカードローンとも言えますので、無理に「77スマートネクスト」にこだわる必要はないでしょう。
返済に関しては、自動引落しだけに頼ってしまうと、せっかくの低い金利でも支払い総額が膨れ上がってしまいます。
みやぎネットを利用して、ATMから手数料無料でどんどん返済をしていきましょう。
銀行系のカードローンは、2018年1月より過剰貸付の観点から規制が強化されていますので、銀行系のカードローンを検討している場合は早めに動くことをオススメします。
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◆銀行がやっぱり安心◆